IT知識があり、ミステリーに興味がある。そんな人には小説「すべてがFになる」がオススメ

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投資や金融の世界には、難しい理論や学説がたくさんある。

この難解な理論や学説について、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、株式投資の神様と呼ばれる「ウォーレン・バフェット」は以下のように述べている。

バークシャー・ハサウェイの株主総会で、一人の株主が「ベータ」について質問した。ベータというのは投資案件のリスクを見積もるために使われる変動率の尺度のことだ。株式のベータ値が高いほどリスクは高くなるとされている。

だが、バフェットはその指標を信じていない。ベータは数学的によくできているものの、誤った指標であり、リスクを計算することなどできないと言い、「私たちの役には立ちません」と答えている。

「ウォーレン・バフェット成功の名語録」より引用

ウォーレン・バフェットは、投資について他にもいろいろ語っている。興味があれば、以下を参照して欲しい。

世の中には、難解なことはたくさんある。本当に理解するのに難しいものあるが、「簡単なことを難しく説明している」ために難解になっていることもある。

世の中は、本当に困難に満ち溢れていると感じる。

小説「すべてがFになる」

ITの知識があり、ミステリーに興味がある。そういう人には「すべてがFになる」の本を読むことをオススメする。

「すべてがFになる」には、読む人のパソコンやプログラミングの知識を問われる感がある。そのことが、IT技術者のちょっとした部分を燻ぶられる。また、それに加えて全く予想できない結末。ミステリーとしても、とても面白い作品だからだ。

IT業界は、理解するのが難しいものが多い。その中の一つとして「オブジェクト指向」というモノあるだろう。僕が初めてプログラミング言語の「JAVA」を勉強したときに、「オブジェクト指向」というモノに対して躓いた記憶がある。

その記憶を呼び起こす内容が、「すべてがFになる」の本の冒頭に記載されていた。

それでは、なぜ人間は交換をするのだろう。その理由は脳にある。脳は情報を交換する器官だからである。

中略

一つの信号に対する一つの反応の回路が余分にあるために、喩えるものと、喩えられるものとが生まれ、代替が起こり、シュミレートを試みる。かくして、この余剰が比喩となり、抽象化を生み、オブジェクト指向の考え方になったのである。

(青木淳/『オブジェクト指向システム分析設計入門』)

「すべてがFになる」より引用

IT業界は、理解するのが難しいモノが多い。

「すべてがFになる」の本の冒頭を読んだとき、僕が「JAVA」に躓き「オブジェクト指向」に嘆き苦しんだ理由が、今となって少し分かった気がする。

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