ウィルスが蔓延する未来を描いたSFファンタジー小説、石田衣良の「ブルータワー」

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SFファンタジー小説を普段読まない人にオススメしたい作品として、今回は「池袋ウエストゲートパーク」の著者として有名な石田衣良さんが書いた「ブルータワー」を紹介したい。

ブルータワー

「ブルータワー」は、脳腫瘍で死の宣告された男が、意識だけが突然200年後にタイムスリップし改良されたインフルエンザウィルス(死亡率87%)がとびかう死の世界を救う物語だ。

この物語で200年後の世界は、22世紀中頃に東中国と西中国が戦争が勃発し、その戦争でワクチン開発も十分でない状態で改良されたインフルエンザウィルスを使用した生物兵器が使用され、その影響で22世紀の人類はほとんどが死亡している。残ったは人々は、縦に2キロもある「塔」の中に閉じ籠もり貧富の激しい格差社会の中で、改良されたインフルエンザウィルスを極度に恐れた暮らしを余儀なくされている。

コロナウィルスを恐れて暮らしている現代と、「ブルータワー」で描かれている200年後の世界。SFファンタジー小説である「ブルータワー」であるが、今の時代に合わせて読み直すと少なからずのリアリティが生まれてくる。

SFファンタジー小説を全く読まない人にとって少なからずのリアリティを感じさせてくれる「ブルータワー」は、SFファンタジー小説を初めて読もうと思う人にはオススメできる作品である。

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