持ち家は資産運用上のデメリットとなるのか、大きなローン・負債を抱えながらも資産を築く方法

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お金持ちになるためには、ローンを組んで家を購入せずに投資に回した方が良いの?

場合によってはローンを組んで家を購入した方が早くお金持ちになれると、僕は考えているよ。

資産を形成する上で家を購入した方が良いのか、それとも賃貸に暮らし続けた方が良いのか?この議論は、なかなか答えが出ない。しかし、資産運用に関する本の多くを見てみると、家を購入することは資産形成する上で良くないとされていることが多い。

本当に家を購入することは、資産を形成する上で良くないことなのだろうか。僕は、場合によってはローンを組んで家を購入した方がより早く・より多くの資産を築くことが出来るのでは考えている。

家を購入するとお金持ちになれない?

家は負債。お金持ちになるには、ローンを組んで家を購入するのではなく株や債券など資産を購入した方が良いのか?

「金持ち父さん 貧乏父さん」では、金持ちになりたければ負債ではなく資産を購入することに集中すべきだと説いている。そして「金持ち父さん 貧乏父さん」では、持ち家は残念ながら負債とされている。

「金持ち父さん 貧乏父さん」の資産・負債の定義は以下の通りである。

  • 資産とは、自分のポケットにお金を入れてくれるもの
  • 負債とは、自分のポケットからお金をとっていくもの

「金持ち父さん 貧乏父さん」については、以下の記事を参考にして欲しい。

家を購入すると月々のローンの支払いや固定資産税など自分のポケットからお金が大量に出ていく。

なので、お金持ちになりたければ家という負債を購入するのではなく自分のポケットにお金を入れてくれる株や債券などの資産を購入するべきである。この理論は、「金持ち父さん 貧乏父さん」だけでなく一般的な資産運用の本にも書かれていることが多い。

僕は年老いた現時点でも、家を購入せずに賃貸アパートに住み続けている。そして、賃貸アパートに住み続けながら株という資産を購入し続けることで、リタイア生活を送れるほどの資産を運よく手に入れることが出来た。

資産運用に関する多くの本に書かれている通りのことを行い、幸運にも不相応な資産を手に入れることが出来た。だが、それでも僕は賃貸アパートに住み続けて投資するのではなく、ローンを組んで持ち家を購入した方が良いと考えている。

なぜなら、ローンを組んで家を購入した方がより資産を増やすスピードを上げることができるからだ。

持ち家を購入することで月々の支出を抑え投資に回そう

持ち家を購入することで月々の支出を抑えることができるのなら、家を購入することを検討しても良いよ。

僕が若い頃に住んでいた賃貸アパートには、よく不動産のセールスマンが来た。そして、不動産のセールスマンは「この家賃だったら、マンション購入した方が同じような間取りでもっと安く住めますよ」とか「同じ家賃で、もっと広い家に住めますよ」とセールストークをかましてくることが多かった。

僕はその頃は「金持ち父さん 貧乏父さん」の教えに感銘を受けていたので、不動産のセールスマンがどんな言葉を投げかけようと家は負債なので買わないと決心していた。だが、実際に僕が住んでいる周辺の家やマンションの相場を確認してみると不動産のセールスマン言っていることもあながち嘘ではないなと思った。

ここからは、仮定の話をしてみたい。

もし僕が賃貸アパート住み続けたとし、そして毎月の給料から3万円の余剰資金を捻出してそのお金を35年の積み立て投資(※年利は5%)に充てたとする。そうすると、最終的には約3千4百万円のお金を手にすることが出来る。

次に、僕が賃貸アパートの家賃より月々の支出が2万円ほど安くなるようにローンを組んで持ち家を購入したと仮定する。そして、毎月の給料から「3万円の余剰資金」と「家賃と持ち家購入の差額の2万円」を加えた5万円を35年の積み立て投資(※年利は5%)に充てたとする。

そうすると、最終的には約5千6百万円のお金を手にすることが出来る。賃貸アパートに住み続けた場合とローンを組んで持ち家を購入した場合では、資産運用の結果として最終的には2千2百万の差となる。

それと持ち家の場合は、ローンの支払いが終われば月々の支出を賃貸アパートに住み続けるより大幅に抑えることが出来ることも大きなメリットとなる。

本当にざっくりとした仮定とそれを元にした資産運用の話となるが、投資に回すお金が大きければ大きいほどよりたくさんのお金をより早く獲得することが可能だと言えるだろう。

月々の支出を減らして、投資に回すお金を増やす。そのやり方として、持ち家を長期のローンを組んで家を購入することは決して悪いことではないと僕は考えている。

何に投資すれば良いのか?

株式市場に連動したコストの安いインデックスファンドやETFに投資するのが良いよ。

僕は、投資をするなら株式投資をお勧めしている。その理由は、資本主義の社会の中では株価は長期的には上昇する可能性が高く、金や銀・国債などの債権よりもリターンが圧倒的に大きいからだ。

そして、実際に購入する株はソニーや任天堂、みずほ銀行などの会社の株を購入するのではない。株式市場に連動したコストの安いインデックスファンドやETFを購入することをお勧めしている。

もし、あなたがアメリカの市場である「S&P500」や「ウィルシャー5000(ニューヨーク証券取引所をはじめ、アメリカン証券取引所、ナスダックに上場されているアメリカ株式のほとんどがふくまれているもの)」に連動するインデックスファンドを購入したとする。

そうすれば、過去80年間の結果を見ると短期的にはマイナスリターンになった年もあるが、最終的には年平均10%以上のリターンを生み出すとても素晴らしい資産を購入していたことになる。

資産運用する上で、なぜ株式投資が良いのか。また、株式市場に連動したコストの安いインデックスファンドやETFを購入するが良いのか。そのことを、理解したいのなら「ウォール街のランダム・ウォーカー」「ウォール街があなたに知られたくないこと」を読むことをお勧めする。

借金をした状態で株式投資を正しく行うためには

投資で成功するにはメンタル面の要素は大きい。とくに借金がある中で投資をする場合は、かなりのメンタルの強さを求められるよ。

株式投資は、定期預金のように元本が保証されていない。当たり前のことだが、場合によっては大きな損失が出ることもある。

もしあなたが「S&P500」や「ウィルシャー5000」のインデックスファンドを購入したとしよう。もしかしたら、(長い目で見て)最終的には年平均10%以上のリターンを挙げることが出来るかも知れない。だが、途中経過によっては30%以上の損失が発生することも十分にありうる。

そういった乱高下に耐えながら、一度購入したインデックスは手放すことなく保有し続ける。そして、毎月・毎年に定期的に買い続けることが出来る勇気ある人間が最終的には株式投資で大きな資産を築くことが出来る。

株式投資で成功したいのなら、一時的に発生するであろう損失に耐えるメンタルが必須となる。だが、人は得より損失の方が2倍以上の精神的痛みを受けると行動経済学における最も代表的な理論の一つ「プロスペクト理論」で説明されている。

このことは、実際に株式投資して損失が発生すれば理解することが出来ると思う。借金などのない平常時でさえ、人は損失の対する精神的な痛みは大きい。多額のローンを組んで家を購入した中で、株式投資で損失を出してしまう。その時の損失に対する精神的な痛みは、借金のない平常時のときの損失の痛みよりもはるかに大きいものになるろうだろう。

なので、家を買うためにローンを組んで多額の借金がありながら株式投資をする際は、より頑丈なメンタルが必要となる。そして頑丈なメンタルを作るには、株式投資の素晴らしさや正しい投資方法を理解する必要がある。

そのために、「ウォール街のランダム・ウォーカー」「ウォール街があなたに知られたくないこと」などの株式投資の本質を理解できる本を読むべきである。

まとめ

ローンを組んで家を購入した方が、より早く・より多くのお金を手にすることが出来る場合があるよ。

持ち家には「簡単に住み替えできない」「メンテナンス費用がかかる」などデメリットもある。そのデメリットを踏まえて、家を購入するのか賃貸アパートに住み続けるのか検討する必要はある。

しかし、賃貸生活より月々の支出を下げることが出来て、その分を投資に回すガッツがあるのならローンを組んで家を購入することは決して悪くない選択肢だと僕は考える。賃貸生活よりも、よりは早く・より多くの資産を手にすることが出来るからだ。

早い段階である程度の資産を築くことが出来れば、人生の選択の幅を広げることが出来る。僕みたいにリタイア生活を選ぶことも出来るだろう。選択肢が多い人生は、選択肢が少ない人生よりも楽しい人生が送れるのではと僕は思う。

なので、ローンを組んで家を購入することは資産を築く上でも、人生を楽しく過ごすためにも一概に悪いとは言えない。

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