2024/7/26の日経平均株価は8日続落し、終値は前日比202円10銭(0.53%)安の3万7667円41銭となった。8日続落はチャンスだと思って「メイテックグループホールディングス」株を買った。
だが結局は日経平均は下げ続けて2024/8/5に1日の史上最大の下げ幅となる4,451円を記録し終値で3万1458円まで下げることになった。株とは恐ろしいものだ、でもこんなものなのだろう。
メイテックグループホールディングス(9744)
2024/7/26に、3,298円で100株購入。
- メイテックグループホールディングス(9744)
技術者派遣サービス会社、技術者の質、単価とも業界首位。 - 購入時の株価指標
PER(予):21.0倍、PBR(実):5.32倍、ROE(実):26.15%、配当利回り(予):5.72%、自己資本比率:52.6%
業績の状況
売上は5.4%(10年平均成長率)、当期利益は12.0%(10年平均成長率)と着実に成長を続けており、ここ10年で赤字は一度もない。
キャッシュフローについても、ここ10年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は一度もない。
配当についても、基本的に右肩上がりである。だが、今年は配当性向が100%を超える見込みである。
好調な人材派遣業の業績といった感じである。
損益計算書の確認
「メイテックグループホールディングス」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?損益計算書を確認してみた!!
粗利率は約26%ぐらいだが、この数字は同業種銘柄と比較してもかなり優秀な数字である。利益率に関しても、最近は10%前後と同業種銘柄と比較しても優秀な数字を残している。
有利子負債が少ないのも自社の儲けで十分やっていけてる状態を表しており良い感じである。
損益計算書を見る限り、優秀な企業と言って問題ないと考えている。
貸借対照表の確認
「メイテックグループホールディングス」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?貸借対照表を確認してみた!!
長期借入金はなく、有利子負債を余裕で返せるほどの現金を保有している。なおかつ多額の設備投資もなく、借入に頼らずとも十分にやっていける企業である。
貸借対照表上を見る限り、優秀な企業と言える。
キャッシュフロー計算書の確認
「メイテックグループホールディングス」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?キャッシュフロー計算書を確認してみた!!
ここ10年の当期利益と有形固定資産取得による支出を見ると、圧倒的な資本的支出の低さが伺える。また、自己株式の取得をしているのも好感が持てる。
キャッシュフローを見る限り、優秀な企業と言って問題ないと考えている。
今後の株価予想
「メイテックグループホールディングス」のEPS成長率から10年後の株価を予想してみた。
- 10年後の株価:9,433円
(過去10年の業績からEPS成長率:12.0%、PER(過去3年間の平均):19.0倍の想定で算出)
想定通りに行くと、10年後の平均収益率(配当除く)には11.1%となる。良い感じである!!
また、「メイテックグループホールディングス」のBPS成長率から10年後の株価を予想してみた。
- 10年後の株価:3,620円
(過去5年の業績からBPS成長率:2.8%、PBR(過去3年間の平均):4.44倍の想定で算出)
想定通りに行くと、10年後の平均収益率(配当除く)には0.9%となる。BPS的にはかなりの割高という判断となる。
まとめ
日経平均株価は8日続落しチャンスだと思って株を買ったのだが、結果的には今回はまだまだ底が深い状態で購入することになってしまった。
仕方のないことだと思うのだが、もう少し上手く買えたらと思うのだが、そんなことは出来ないとも思ってしまう。
コメント