辞表を隠し持っておく。心を癒す方法を持っておくから持続力がつく「平常心のコツ」

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サラリーマンとして一生懸命に働くことは美徳とまでは言わないが、当たり前のことである。少なくとも、僕はそう思っていた。

だが、サラリーマンとして一生懸命働きだすと、何か引っかかるものがあった。

リストラや早期退職制度、体のいいコストダウンとしか思えない年俸制や裁量労働制。言葉は知っていたが、サラリーマンとして実際に見て経験してみるとグッとくるものがある。

でも、忙しい。何かが引っかかっている毎日だが、深く考えることが出来ない。

多分、僕は『忙しさ』を理由にして、自分が真正面から立ち向かわなければならない本当の問題を無視しているのだろう。

「金持ち父さん貧乏父さん」の本でも、『忙しさ』を理由にして本当の問題に向かわず道を誤ったという話が紹介されていた。

今の世の中で、サラリーマンとして一生懸命に働くことは幸せなことなのだろうか?僕は、まだ、今もなお、明確に『Yes』と答えられない。

辞表を隠し持つ

「仕事を自由にさせてくれない」「わからずやの上司に、うんざりさせられる」「長時間労働のわりに賃金が安い」「がんばっているのに認めてもらえない」。サラリーマンであれば、こういった不満に心を揺さぶられることが何度もあるだろう。

「平常心のコツ」の本のなかで、以下の方法を用いて、こうした不満に対してどうにかやる気を失わずに定年退職まで勤めあげた男性の話を紹介している。

彼なりの秘訣がありました。

それは「背広のポケットの中に、いつも辞表を隠し持っておく」ということでした。

「自分はいつでも会社を辞められるんだ。どうしてもがまんならない事態になったら、すぐに隠し持っている辞表を上司に叩きつけてやる」と考えることで、不満を感じることがあっても心を乱されることなく、あくまでも平常心で対処できたと言います。

「平常心のコツ」より引用

会社で働くということは、誰にとっても大変である。

そのような環境で、「イヤな仕事や上司から逃げる道は何一つない」という思いでいると、心が苦しくなるばかりである。

しかし、「最後の手段で、どうしようもなくなったらすぐに逃げ出すことができるんだ」という思いでいれば、心が少しは楽になるのではと「平常心のコツ」の本では述べている。

また、前回の記事で「平常心のコツ」の本の中から「適度に休息して、体調を整える」という内容を紹介している。興味があれば、そちらも参照して欲しい。

本当の問題

サラリーマンの「伝家の宝刀」である辞表。これは、本当に「伝家の宝刀」なのだろうか?

僕が働いていた会社は、入れ替わりが激しかった。人が辞めたら、次の人がすぐに補充される。

百均の紙皿みたいに、汚れたらゴミ箱へ捨てて、きれいな物にすぐに取り換える。大量生産、大量消費の世界で、ちょっと便利な使い捨て出来るモノみたいなものだ。

そんなモノでも、最終的に「逃げ出せる」という選択肢を自分のなかで明確に持つ。こういった心構えが、「平常心のコツ」の本でも述べているように、意外と自分を救ってくれるのかも知れない。

だが、本当の問題は何なのだろうか?サラリーマンとして忙しい毎日を過ごすことで、僕はその問題から目を背けているだけかも知れない。

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