お金に困りたくなければ勉強して良い成績をとって良い会社に入れのアドバイスは正しいのか、「金持ち父さん貧乏父さん」のススメ

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世の中の大多数のアドバイスとして「将来お金に困りたくなければ、一生懸命に勉強していい成績をとりなさい。そしたら、いい会社に入れてたくさんの給料がとれるようになる」というものがある。世間の95%の人はこのアドバイスを聞いたことがあると思うし、自分の子供に同じようなアドバイスをしている人は多いのではないだろうか。

だが、このアドバイスは時代遅れの誤ったものだとロバート・キヨサキの著書である「金持ち父さん貧乏父さん」は説いている。

なぜ「将来お金に困りたくなければ、勉強して良い成績をとって良い会社に入れ」のアドバイスが時代遅れの誤ったものなのだろうか。「金持ち父さん貧乏父さん」の本から、このことを紹介したい。

時代遅れのアドバイス

「金持ち父さん貧乏父さん」の本に、平均的な教育を受け真面目に働き続けて一生を終える夫婦の例が紹介されている。ちょっと話は長くなるが紹介したい。

若い二人は人生における成功を手に入れたように感じる。未来は明るい。二人は家を買い、車を買い、休暇には旅に出かける。それから子供ができる。子供の笑い声に満ちたしあわせな生活が訪れる。お金がもっと必要となる。子供ができて大喜びの両親は、自分たちの仕事が生活に不可欠だと再認識し、昇進と昇給をめざしてさらにがんばって働く。

中略

一家の収入は上がるが、累進課税のためにそれにかかる税金も増えるし、家を大きくしたために固定資産税も増える。社会保険料、そのほか諸々の税金も増える。二人は『給料は増えているのに、そのお金はどこへ行ってしまったのだろう』と不思議に思いながら、あまったわずかなお金で投資信託を買い、生活必需品をクレジットカードで買う。

中略

三十五歳になったしあわせな二人はいまや完全に『ラットレース』に巻き込まれ、退職の日までがむしゃらに働き続けなければならい。彼らは会社の持ち主に利益をもたらすために働き、政府に税金を払うために働き、銀行にローンを返すために働き、クレジットカードでの買い物の支払いをするために働く。

「金持ち父さん貧乏父さん」より引用

単純に「一生懸命勉強していい成績をとって、安定した職業につきなさい」と言い聞かされて、その教えを守って生きている人の人生とは、上記のようなものが多いだろう。そして、その子供たちも同じような人生を送るだろう。

「金持ち父さん貧乏父さん」では、お金について一生何も学ばずに、ただがむしゃらに働き続ける人生を『ラットレース』と読んでいる。

『ラットレース』に参加している限り、安定した職業についていようが、サラリーマンとして収入が増えようが、お金に追われ・お金に対する不安は消えずにただがむしゃらに働き続ける人生を歩むだろう。『ラットレース』を抜け出すには、お金について勉強する必要があり、そしてそれは学校の勉強では学ぶことが出来ないと「金持ち父さん貧乏父さん」では述べている。

このことから「将来お金に困りたくなければ、一生懸命に勉強していい成績をとりなさい。そしたら、いい会社に入れてたくさんの給料がとれるようになる」は、「金持ち父さん貧乏父さん」では誤ったアドバイスだと言っている。

お金について勉強しよう

「金持ち父さん貧乏父さん」の中に、お金について学ぶことができるロバート・キヨサキが開発したキャッシュフローゲームに参加した女の子の言葉がある。

「楽しく勉強できたわ。実際にお金がどんなふうに働くか、どんなふうにお金を投資したらよいか、そういったことがたくさん学べたわ」

娘はさらに続けてこう言った。「安定しているからとか、福利厚生がしっかりしているからとか、給料がいいからといった理由ではなく、自分がやりたいという理由で仕事を探していんだっていうことがよくわかったわ」

「金持ち父さん貧乏父さん」より引用

お金の知識がなければ、「将来お金に困りたくなければ、一生懸命に勉強していい成績をとりなさい。そしたら、いい会社に入れてたくさんの給料がとれるようになる」のアドバイスが誤ったものであるということが理解できるだろう。

そんな誤ったアドバイスではなく「自分を知るために・可能性を広げるために、一生懸命に勉強しなさい。お金の勉強もして、収入の多寡で会社・仕事を選ぶようなことはやめなさい」というのが今の時代に合った正しいアドバイスだと僕は思う。

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