最も破局的な空売り屋、ロバート・ウィルソンの投資に学ぶ「マネーマスターズ列伝」のススメ

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前回、「マネーマスターズ列伝」より「ラルフ・ワンガー」を紹介した。

今回は、最も破局的な空売り屋「ロバート・ウィルソン」について紹介したい。

空売り屋

貪欲な証券会社が二流どころの会社を”人気”銘柄に仕立てあげ、株価を力ずくでふくらませる。そんな”人気”銘柄をパンクさせるのが、ロバート・ウィルソンの常套手段の投資方法だ。

常軌を逸した高値のネット企業、売れ筋の新薬を開発した医療品会社等々、何でもよい。大した根拠がなくてもよい。とにかく、世界を一変させるほどの新機軸で、その成長ぶりは天までも届かんといった銘柄で、株価が適正な投資価値をはるかに超えてあがったもの。

そうした銘柄をじっと観察して、ゴムが伸びきって風船のようにもうこれ以上膨らむことがないと判断した瞬間に、株を空売りする。そうして、莫大な利益をロバート・ウィルソンは上げてきた。

空売りのルール

ロバート・ウィルソンは空売りするさいのルールとして、以下のことを守っていたなら投資で損をすることはなかった述べている。

現在は安定している一流企業でも、やがては競争の激化によって弱体化するに違いないなどと考えて、弱体化の時期を予想するようなことは決してすべきでない。

「マネーマスターズ列伝」より引用

競争がどんな展開になるか論理的に予測することは無益であるとロバート・ウィルソンは言っている。

例えば、イーストマン・コダックがインスタント・カメラ分野に突如参入したときには、ポラロイドの信奉者にはショックであった。しかし、コダック参入後のポラロイドの業績は実に見事なものとなった。その理由は、コダック製品の参入によってインスタント・カメラ市場のパイ全体が拡大したからである。

また、ロバート・ウィルソンは「企業は競争によってではなく、内部から崩壊していく」場合が多いと述べている。

アメリカの自動車市場で輸入車のシェアが伸びてしまったのか?その理由として、ロバート・ウィルソンは外国メーカーが抜け目なく効率的であったのに対して、アメリカのメーカーはひとりよがりでイージーになってたと意見している。

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