ここ最近、上昇を続けていた仮想通貨(暗号資産)ビットコインの価格が1BTC=1万9850ドルに達し、市場最高値を3年ぶりに更新した。また日本でも今月1日に一時200万円を超えるなど、最高値を伺う情勢となっている。
仮想通貨はバブル市場となっているのか?僕には理解できないことが多いのだが、このビッグウェーブに乗り手っ取り早くお金持ちになりたい気持ちが高まってくるのは否めない。
この盛り上がりを見せるビットコインをはじめとした仮想通貨市場に手を出すべきなのか、僕なりに考えてみた。
ビットコイン市場の盛り上がり
過去5年間のビットコイン・日本円の仮想通貨チャートは以下の通りだ。
5年前にビットコインを購入していれば、なんと40倍を超えた資産を築くことが出来ていたのだ。まさにビットコインドリームというべきだろう。
じゃ、今から僕が嬉々としてビットコインを購入するかというと僕は購入しないだろう。なぜなら、ビットコインの価値が僕には分からないからだ。
例えばビットコインに対してあまり知識のない状態で、ビットコインを購入したとして購入後に暴落して半値になってしまったとしよう。
知識のない僕に出来ることは、途方にくれることだけだろう。せめて、「めっちゃお買い得じゃん、買い増し!買い増し!!」といった行動が出来るくらいビットコインの本質的な価値が理解できるようになってから投資したいと考えている。
「自分が理解出来ないものに投資はしない」、その投資の原則を僕はトルコリラでの失敗で学んだ。ビットコインで同じ失敗は繰り返さないようにしたい。
仮想通貨バブルに巻き込まれない
「ウォール街のランダム・ウォーカー」では、仮想通貨に対して強い警鐘を鳴らしている。
この本では「ビットコインは本物の通貨になりうるのか?」といった基本的なことから、投機バブルとして仮想通貨市場を一刀両断している。
もし、ビットコインをはじめとした仮想通貨市場に投資をしようと考えているなら「ウォール街のランダム・ウォーカー」に書かれている仮想通貨バブルについて、理解・反論できるくらいのロジックを用意して仮想通貨市場に臨んだ方が良いだろう。
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