ウォーレン・バフェットの銘柄選びに関して、彼の投資哲学を反映した言葉がある。
農場を買おうとする時に、毎日その値段ばかり見る人はいません。買い値に対して、どのくらい生産高が見込めるかというところを見るでしょう。株式投資もそれと同じです。
「ウォーレン・バフェット成功の名語録」より引用
この言葉は、株を買う際には価格のだけで判断するのではない。企業の本質的な価値や長期的な成長を見極めて、まるで自分がそのビジネスを丸ごと所有するつもりで投資するべきだという考え方である。
農場を買う時のように株を買え
もしあなたが農場を買うのなら、価格だけでは決して決めないだろう。
- 農場から毎年どれくらいの牛乳が取れるだろう?
- 農場の土地や設備はどれくらいの価値があるだろう?
ということを見るはずだ。そして、最後に農場の売値と上記で判断してはじき出した価値を比較して買うかどうかを決めるだろう。
株式投資もこれと同じだとウォーレン・バフェットは言っている。
企業の財務状況やビジネスモデルを分析し、長期的な視点で「所有」する覚悟で投資するべきだ。農場を購入した場合、今日買って明日売るなんてことはしないだろう。
最近は「トランプショック」で株価は乱高下している。これがチャンスと株を買う人もいるだろう。こういう時こそ「農場を買う時のように株を買う」という投資哲学を忘れずに投資をしたい。
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