利益成長が本業によるものなのか財務操作なのかを確認してみよう

株の本のイメージ(2022年)株の勉強

株式投資で成功したいなら、利益が成長している会社に投資をする。これが基本だと僕は考えている。だが、利益というのは財務操作で生み出すことも可能らしい。

株式投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの投資手法が記載された「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」という本の中で、本業による利益成長か財務操作なのかを見極めることの大切さを以下のように述べている。

自社株買戻しを利用すれば、税引利益が成長していなくても、EPSを成長させることが可能だ。時には、税引利益は減少しているのにEPSは成長しているという状況さえ、作り出すことができる。したがって、利益の動向を分析する際には、単にEPSの成長率にとどまらず、税引利益総額の成長率も併せて計算し、両者を比較してみることが大切である。

「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」より引用

企業が行う自社株買戻しは、税引利益の成長を上回るEPS(1株当たりの利益)の成長を可能にすることができる。そのため自社株買戻しは、業績悪化をごまかす手段として利用されることがあることも忘れてはいけないと、バフェットは述べている。

ソフトバンク(9434)

僕の持ち株の中で自社株買戻しを積極的におこなっている企業を探してみたら、2018年12月に上場を果たした「ソフトバンク」があった。この「ソフトバンク」について、EPSの成長率と税引利益の成長率を比較し、利益成長が本業によるものなのか財務操作なのかを確認してみたい。

利益成長か財務操作なのか

「ソフトバンク」の利益成長が本業によるものなのか財務操作なのかを確認してみた。結果として、EPSの成長率と税引利益の成長率はほぼ同じであり、財務操作による利益成長ではないと考えられる。

・2018/03決算のEPS:87.9円
・2021/03決算のEPS:104.6円
→上記のEPSから年平均:4%の成長率を確認

・2018/03決算の当期利益:412,699百万円
・2021/03決算の当期利益:491,287百万円
→上記の当期利益から年平均:4%の成長率を確認

まとめ

株式投資をする上で、企業の益はとても重要なポイントとなる。だが、利益というもは様々な問題点を含んでいることもあるみたいだ。マネジメントの父と呼ばれる「ドラッカー」も、財務諸表に表されいる利益は商売の実態に合っていない見せかけの利益になっている可能性があると述べている。

株式投資する上で企業を分析することは実に難しいものだと感じてしまうが、バフェットが述べているEPSの成長率と税引利益の成長率を比較するくらいはやっておこうと思う。

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