株式投資にも役立つ、ランチェスター戦力を知ろう②

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前回の記事で、ランチェスター戦力として企業間における販売競争の優劣とシェア率(市場占拠率)の記事を書いた。

前回の記事では企業が目指している理想的なシェア率(市場占拠率)のお話であったが、今回はもう少し現実的なシェア率(市場占拠率)について書いてみたい。

現実的なシェア率

前回の記事で、企業間における販売競争の優劣としてのシェア率(市場占拠率)を「73.9%」「41.7%」「26.1%」という数字を使って説明した。

が、実際の日本の市場では上記数字よりもっと低いシェアレベルの競争がほとんどである。

では、実際のシェアレベルに合わせてその数字を使えば良いのか?その、数字は以下の通りである。

  • 19.3%
  • 10.9%
  • 6.8%
  • 2.8%

実際のシェア率からみる競争

シェア率(市場占拠率)「19.3%」という数字は、弱者中の強者と意味する。弱者同士のドングリの背比べから1歩抜け出しつつあるレベルである。

シェア率(市場占拠率)「10.9%」という数字は、「足がかり」と呼ばれ強者への糸口である。弱者の中で一定の地位を確立し、強者への足がかりをつかめるかどうかのギリギリレベルである。

シェア率(市場占拠率)「6.8%」という数字は、競争相手から競合者としての存在意義を認められるかどうかを意味し一般的に弱者の平均的レベルである。

このレベルにとどまる限り「利益率の伸びる可能性なし」「強者に対する勝ち目なし」という数字である。

シェア率(市場占拠率)「2.8%」という数字は、競争市場のなかで相手から無視されるか、かろうじて存在が許されるレベルである。

また強い競合者が多くなれば、生き残れるか消え去るかの分かれ道にあるレベルを示す数字である。

まとめ

実際の日本の市場では、低いレベルでのシェア争いに巻き込まれている企業がほとんどである。

その中でシェア率(市場占拠率)「19.3%」「10.9%」「6.8%」「2.8%」の数字を参考にして、投資先の企業の安全性・利益率・継続性・拡大の可能性を判断するのに役立てることが出来る。

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