長期間なら株式投資が王道である

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

運用方針の中で最も重要な要素は、資産配分、特に株式と債券の配分比率だ。最近の調査では、リスクと収益率のトレードオフは、「時間」の取り方に強く影響されることが示されている。
(中略)
株式・債権比率は、5年の場合は60対40、10年では80対20、15年では90対10が標準とされている。

「敗者のゲーム」より引用

僕が小さい頃、親からは「貯金しなさい」と言われた。お小遣いも、お年玉を貰ったときも無駄遣いせずに「貯金しなさい」と言われた。

株式投資を始めて20年経った今、僕はこう思っている。無駄遣いせずに「株を買いなさい」と!!

市場に勝ち続けることの困難さとインデックス投資の有効性を指摘した投資コンサルタントの「チャールズ・エリス」は、10年・15年、そして30年~50年と長い期間を見た場合、株式比率を高めることがより高いリターンを生み出すコツだと言っている。

だからこそ、小さいころから無駄遣いせずに「株を買いなさい」と言うのが、将来お金に困らないようにするために大事なことだと思っている。

僕は親の考えを超えたのだろうか?それとも愚かな選択をしているのだろうか?一丁前かも知れないが、多分親の考えを超えたのだろうと思っている。

株式投資のリターン

株式は長期期間でみると右肩上がりとなる。よく巷で言われている言葉だが、20年株式投資をしていると正しい言葉と思える。

何で右肩上がりになるのか明確に正しく説明することは出来ないのだけど、株と言うものはそんなもんだと思っている。

実際に僕が15年~20年くらい持ち続けている株の中には、10倍以上になった銘柄がいくつも存在する。

「東映アニメーション(評価益率:3,325.04%)」「日本ライフライン(評価益率:1,577.77%)」「サイボウズ(評価益率:1,283.33 %)」などがそうだ。

これはあくまで一例だが、他にも数銘柄ある。

ただ、15年~20年くらい持ち続けている全然ダメな銘柄もある。

「アルペン(評価益率:37.01%)」「アンリツ(評価益率:61.90%)」などがそうだ。

15年~20年と保有していても2倍にも届いていない銘柄だ。

それでも年利が1%の定期預金で20年運用した場合よりも、良いリターンを生み出している。

貯金というのは元本が保証されるという安心感はあるのかも知れない。だが長期間お金を寝かせるのであれば「貯金」よりかは「株式投資」の方が遥かに優れていると僕は実感している。

なので、子供のお小遣いやお年玉は「貯金」よりも「株式投資!!」と言ってあげることが大人としての優しさなのではと思ってしまう。まだまだ低金利な時代だからこそ、この優しさは必要なんじゃないのかと。

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