自動車のEV化の時代に対応できるのか?割安状態の日本特殊陶業の株を購入

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5/13(木)にセラミック総合メーカーで自動車用プラグ、排気系センサー世界一の日本特殊陶業を購入。

同じ日に大手クレジット会社のジャックス株も購入したが、日経平均がここ数日で2000円ほど下がっていたのでこれはチャンスだ。そう考えて日本特殊陶業も購入した。

ジャックスの購入時の状況については、以下を参照して下さい。

日本特殊陶業(5334)

2021/5/13に以下の株を購入。

  • 日本特殊陶業(5334)

1,624円で100株購入。
購入時のPER(予):9.0倍、PBR(実):0.75倍、ROE(実):9.08%、配当利回り(予):4.48%

セラミック総合メーカー、森村グループ。NGK」ブランドのスパークプラグ・車載用酸素センサーは世界トップ。

日本特殊陶業のここ数年の株価チャートは以下の通り。

日本特殊陶業の株価チャート

購入時のコメント

ここ数年の売上はほぼ右肩上がり、純利益は右肩下がりの傾向だったが今期の2021/03月期決算では38,367百万と前期比の約13.9%増であった。

また、来期の2022/03月期決算の純利益は会社予想で37,300百万と前期比の約2.8%減の想定となっている。

日本特殊陶業はガソリン車・ディーゼル車向けの製品を幅広く扱っている。だが自動車のEV化時代に向かっており、このことを考慮すると今後の利益成長はこのままではやや厳しい感じを受ける。

日本特殊陶業の業種はガラス・土石製品に分類されており、ガラス・土石製品の全市場平均のPERは29.23倍である。日本特殊陶業の現時点のPER(予)は9.0倍となっているため、ファンダメンタル的にはかなり割安な状態と言える。

上記でも述べたように日本特殊陶業はガソリン車・ディーゼル車向けの製品を幅広く扱っている会社である。だが、今後は自動車のEV化の時代に突入していく模様である。

そのため、このままでは投資家を引き付けるような「砂上の楼閣」を作れるようなストーリーが生まれにくく株価が大幅に上昇するようなことはないと思われる。

だが、日本特殊陶業の純利益の利益率は約8%と悪くなく、そしてキャッシュフローもまずまず状態である。配当性向も約32%とまだまだ余力がある状態で、増配の期待もできる。

業種としての将来は明るくないのかも知れないが、ファンダメンタル的には割安でお得な銘柄であると僕は考えている。

最後に

日本特殊陶業は、財務の数字だけを見て購入した銘柄だ。そして、後から日本特殊陶業は斜陽産業の銘柄だと気付いた。

日本特殊陶業社自体もこのままではいけないと色々な対策を講じている状態だと思うが、うまく時代にあった対策が取れればこの銘柄の未来はかなり明るい。

とは言え、僕が知る限り斜陽産業の会社で大儲けした投資家は少ない。大儲けを考えているのなら、この銘柄には手を出すべきでないのかも知れない。

株を買う時には、その会社の内容も考慮すべきである。当たり前のことかも知れないが、ついつい僕は忘れてしまう。

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