この6月・7月で地方銀行関連の株を、今回購入した「武蔵野銀行」を含めると4銘柄購入した。
地方銀行の将来は明るくないと言われるなかで、地方銀行の株を買うには勇気がいる。
けれでも地方銀行の業績を見ていると、割安感が強いと感じてしまう。
割安感があるから株を買う。
この行為が正しいのか?正しくなかったのか?ドキドキしながら、今後の行く末を見守っていきたい。
武蔵野銀行(8336)
2021/7/9に以下の株を購入。
- 武蔵野銀行(8336)
1,642円で100株購入。
購入時のPER(予):6.8倍、PBR(実):0.22倍、ROE(実):3.31%、配当利回り(予):4.8%
埼玉県が地盤の地方銀行、規模として地銀のなかでは中位である。
武蔵野銀行のここ数年の株価チャートは以下の通り。
購入時のコメント
売上について、ここ5年は約709~778億円の間で推移している。
純利益については、ここ5年は約53~109億円と結構な幅で推移している。また会社四季報の純利益予想によると、今期の2022年03月期決算と来期の2023年03月期決算と共に微増ながら増益していく予想になっている。
武蔵野銀行は銀行業に分類されており、銀行業全体の市場平均のPERは8.99倍となっている。武蔵野銀行の現時点でのPER(予)は6.8倍で、現時点での市場平均と比較しても割安感があると言える。
純利益の利益率については、ここ5年は約6.8~15.1%とバラツキが大きい状態である。今後の利益率について、会社四季報の純利益予想通りの数値を叩き出すと想定するなら約11~13%の間で落ち着くと思われ、まずまずの利益率になると想定している。
キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年はなく落ち着いてきた印象がある。
配当について、ここ5年は1株:80円で推移している。会社四季報の純利益予想通りの数値を叩き出したとしても、今後しばらくは1株:80円で推移すると思っている。
最後に
最近、高配当株を探していると「銀行」「不動産」「商社」の会社が増えてきている感じがする。
その中で僕は「銀行」の株を買うことが多い。けど、銀行でも特に地方銀行の将来は明るくないと世間では言われており、地方銀行の株を買うには勇気がいる。
けれども冷静に地方銀行の業績をみていると、コロナの影響等で落ち込んだ利益を徐々に回復してきている地方銀行もいくつかある。
そのような地方銀行の業績推移とPERを確認してみると、地方銀行株の割安感を強く感じてしまう。
地方銀行の20年、30年後の未来は明るくなく株価も地に落ちてるかもしれない。
だが2~5年後のくらいの近い未来は、今の割安な株価から少しは復活してくる。そんな風になるのでは・・楽観的かも知れないが、そう思っている。
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