10期連続の『増配』を発表した「山口フィナンシャルグループ」の株を購入してみた

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7/19(月)、市場予想を下回る米経済指標や新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界経済が減退する懸念が強まっており、日経平均は4営業日連続で下落している。

これからもどんどん株価が下落していきそうな感じを受ける。が、もしかしたらこれが底なのかも知れない。

未来を予想することはいつも困難だ。でも、今は明るい未来を信じて希望を持って株を購入していこうと思う。

山口フィナンシャルグループ(8418)

2021/7/19に以下の株を購入。

  • 山口フィナンシャルグループ(8418)

612円で100株購入。
購入時のPER(予):5.8倍、PBR(実):0.22倍、ROE(実):3.84%、配当利回り(予):4.59%

山口銀行、もみじ銀行(旧広島総合銀行・せとうち銀行)、北九州銀行を傘下とする持株会社。

山口フィナンシャルグループのここ数年の株価チャートは以下の通り。

山口フィナンシャルグループの株価チャート

購入時のコメント

売上について、ここ3年は0.8~7.9%の間で増収を続けている。

純利益について、ここ5年は約231~329億円の間で推移している。また会社四季報の純利益予想よると、今期の2022年03月期決算と来期の2023年03月期決算は増益となる見込みである。

山口フィナンシャルグループは銀行業に分類されており、銀行業全体の市場平均のPERは9.01倍となっている。山口フィナンシャルグループの現時点でのPER(予)は5.8倍で、現時点での市場平均と比較してかなりの割安感があると言える。

純利益の利益率については、ここ5年は約13.6~20.4%の間で推移している。同業他社とだいたい同じくらいの利益率である。

キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は2回ある。キャッシュフローの状態としてはまずまずといった感じを受ける。

配当について、ここ10年間は増配を続けている。また今期の2022年03月期決算でも、1株:26円→28円と1株:2円の増配となる予定である。

最後に

地方銀行の将来性については、人口減少による「マーケットの縮小」や「マイナス金利の継続」などで決して明るくないという見方が多数を占める。

そのためなのか山口フィナンシャルグループのPER(予)は5.8倍と、市場の評価はかなり引くと言える。

けれども約10年増配を続けており、業績としては市場の評価ほど低くないと僕は考えている。

いつか業績が評価されて株価が上昇する。そんなことを願いながら持ち続けたい銘柄である。

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