アメリカの投資家で実業家でもあるロバート・キヨサキは著書である「金持ち父さん貧乏父さん」で、株式投資で成功するためのコツとして以下のことを述べている。
消費者というのはなぜいつもお金に困ることになっているのだろう?スーパーマーケットがバーゲンセールをしたとする。たとえばトイレットペーパーの安売りだ。すると消費者はどっと押し寄せ、買いだめをする。ところが、株式市場がバーゲンセールを始めると、たいていの場合は大暴落だの反落だのと呼ばれ、消費者はそこから逃げ出す。スーパーマーケットが値上げをするとそっぽを向いてほかで買い物をする消費者が、株式市場が値上がりすると買いに走る。これではお金が貯まらなくて当然だ。
「金持ち父さん貧乏父さん」より引用
ロバート・キヨサキは、株式投資で成功したければ株式市場がバーゲンセールのときに株を購入するようにと述べている。
本日7/16(金)は、日経平均が3営業日連続で下落している。
この状態がバーゲンセールかどうか断言することは出来ないが、某スーパーマーケットがやっている「5%off」みたいな感謝デーくらいのセールにはなっているのではないだろうか?
そんなことを思いながら今日は信託銀行である「三井住友トラスト・ホールディングス」の株を購入してみた。
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)
2021/7/16に以下の株を購入。
- 三井住友トラスト・ホールディングス(8309)
3,577円(手数料込)で100株購入。
購入時のPER(予):8.6倍、PBR(実):0.49倍、ROE(実):5.42%、配当利回り(予):4.5%
三井住友信託銀行を中核とする金融持株会社、信託財産残高は首位。
三井住友トラスト・ホールディングスのここ数年の株価チャートは以下の通り。
購入時のコメント
売上について、ここ5年は約12,612~15,354億円の間で推移している。
純利益について、ここ5年は約1,214~1,738億円の間で推移している。また会社四季報の純利益予想よると、今期の2022年03月期決算と来期の2023年03月期決算は増益となる見込みである。
三井住友トラスト・ホールディングスは銀行業に分類されており、銀行業全体の市場平均のPERは9.12倍となっている。三井住友トラスト・ホールディングスの現時点でのPER(予)は8.6倍で、現時点での市場平均と比較して若干の割安感があると言える。
純利益の利益率については、ここ5年は約9.6~11.8%の間で推移している。信託銀行に特化した同業種銘柄は、三井住友トラスト・ホールディングス以外ないため他社との利益率の比較ができない。そのため、この利益率が良いのか?悪いのか?判断できていない状態である。
キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は1回だけであり、キャッシュフローの状態としては安定した感じを受ける。
配当について、ここ10年間は増配傾向である。また今期の2022年03月期決算では、1株:150円→160円と1株:10円の増配となる予定である。
最後に
信託銀行に対して全くの知識がないのに、三井住友トラスト・ホールディングスを購入した。
知識が全くないので、信託銀行の将来性が明るいのか?暗いのか?それすら分からない。
でも会社四季報の純利益予想通りに純利益が推移するのなら、今後1~2年の株価はそれなりに上昇するのではと思っている。
けれども10年後はどうなっているのか、全くよく分からない。僕にとって三井住友トラスト・ホールディングスは、そんな銘柄と言える。
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