低PERで高配当銘柄の「日本空調サービス」の株を購入してみた

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ここ最近、中国不動産大手・恒大集団の債務問題に引きずられて日経平均が下落している。どこまで下落するのか分からないが、9/30日時点では4営業日連続で日経平均は下落中だ。

とくに、前日(9/29)は広大ショックと配当落ち日が重なり△639円と大幅に下落している。

『皆がビビっているときに株を買うのが成功の秘訣』、と株の本に書いてあったのでヨシという気持ちで「日本空調サービス」の株を購入してみた。

が、この記事を書いている時点(10/6)で日経平均は2,000円とさらに大幅に下げている状態である。そういえば『落ちるナイフは掴むな』、と株の本に書いてあったことも思い出した。

日本空調サービス(4658)

2021/9/30に以下の株を購入。

  • 日本空調サービス(4658)

794円で100株購入。
購入時のPER(予):9.6倍、PBR(実):1.46倍、ROE(実):10.48%、配当利回り(予):5.17%

独立系のビル設備メンテナンス会社。

日本空調サービスのここ数年の株価チャートは以下の通り。

日本空調サービスの株価チャート

購入時のコメント

売上について、2012年03月期決算からは増収を続けていたが、前期の2021年03月期決算は約1%の減収であった。今期の2022年03月期決算は会社予想では増収となる見込みである。

純利益について、2017年03月期決算以降は増益を続けている。今期の2022年03月期決算は会社予想で約45%と大幅な増益となる見込みである。

日本空調サービスはサービス業に分類されており、サービス業全体の市場平均のPERは34.06倍となっている。日本空調サービスの現時点でのPER(予)は9.6倍で、サービス業全体の市場平均と比較してかなりの割安感がある状態である。

純利益の利益率については、ここ5年は3.4~4.0%となっている。この利益率は、同じビルメンテナンス業の「イオンディライト」「日本ハウズイング」と比較しても遜色はない数値である。

キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年が1回だけであり、キャッシュフロー的には安定感が伺える。

配当については、ここ10年間は毎年増配を続けている。特に、今期の2022年03月期決算では1株:28.5円→41.5円と大幅な増配となる見込みである。

最後に

日本空調サービスは、PERや配当利回りなどで判断するとかなり割安状態だと思っている。

それに、海外は7カ国に進出するなど市場を海外に広げる努力もしている。

まだ、海外の売上は微々たるものなのだが、海外での飛躍が出来たのなら日本空調サービスの株価は今よりも大きく上昇するだろう。

海外での飛躍は夢物語で終わることもあるのだが、是非とも成功して欲しいと弱小の個人株主としては心より願っている。

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