不動産事業を営んでるフージャースホールディングスの株を購入してみた

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日常生活においてほとんどの人は自分がよく知らないものを購入する、ということはないだろう。

例えば洋服や靴を買いに行ったときに、実際にその物を目で見て確認する、自分の体のサイズに合うのか試着してみる、値段と相談してみる、色々な確認をしてみた後に洋服や靴を購入するだろう。何も気にせずに洋服や靴を購入するのは、セレブくらいだ。

セレブでない僕も、自分がよく知らないものを購入することはほとんどない。

でも、株式投資となると違う。自分がよく知らない企業の株を、平気で購入してしまう。だた、僕はセレブでないので値段だけは気にしてしまうのが残念なのだが。

株式投資というものは日常生活と随分違うものなのだ。そんなことを思いながら、不動産業界のことは全く知らない僕なのだが、不動産事業を営んでるフージャースホールディングスの株を購入してみた。

フージャースホールディングス(3284)

2021/6/30に以下の株を購入。

  • フージャースホールディングス(3284)

718円で100株購入。
購入時のPER(予):8.2倍、PBR(実):0.89倍、ROE(実):8.11%、配当利回り(予):4.99%

マンション企画・販売のフージャースコーポレーションを中核とする不動産事業グループ。

フージャースホールディングスのここ数年の株価チャートは以下の通り。

フージャースホールディングスの株価チャート

購入時のコメント

ここ数年の売上は約520~850憶円の間を行ったり来たりしている状態。

純利益については、ここ数年は約2~45億円の間で振り幅が大きい状態。ただ、会社四季報によると今期の2022年03月期決算と来期の2023年03月期決算では、増益し続けていくと予想としている。

会社四季報が予想した通りの利益推移になったと想定した場合、現時点のフージャースホールディングスの株価でPERを割り出すと5~7倍くらいになると考えられ割安感がかなり増すことになる。

フージャースホールディングスは不動産業に分類されており、銀行業全体の市場平均のPERは19.79倍となっている。また、東証1部だけに限るとPERは15.27倍である。フージャースホールディングスの現時点でのER(予)は8.2倍で、市場平均と比較しても割安であると言える。

純利益の利益率について、ここ数年は約0.3~7.2%とバラツキが大きい。また今後の利益率について、会社四季報が予想した通りの純利益を叩き出したと仮定した場合、約4~7%くらいとまずまずの利益率になると考えている。

キャッシュフローについては、ここ2年はフリーキャッシュフローがプラスであるが、それよりも前の期間はすべてフリーキャッシュフローはマイナスとなっている。なので、安定しているキャッシュフローとは言い難い。

配当については2014年03月期決算から増配傾向だったが、2021年03月期決算では1株:35円→24円と11円の減配となっている。だが、2022年03月期決算では1株:24円→36円と12円の増配を予定している。

最後に

僕は不動産業界に全く詳しくない。なので、ネットでフージャースホールディングスのことを調べてみると、いい情報より悪い情報が目立っている気がした。

こうした場面で株を買うべか、買わざるべきか迷うことがあるのだが、僕は基本的には企業の財務諸表の数字で判断するようにしている。財務諸表の数字を見て、良さそうであれば購入するし悪ければ購入しない。

僕の株式投資の経験上だが、財務諸表の数字が良ければネット上でその企業の評判が悪くても株価は上がってくれる。株式市場とそういうものだと思っている。

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