銀行の売上高ランキング第6位、りそなホールディングスの株を購入

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株式投資で良い成績を残そうとしたら、現金のほとんどを株式に投入するべきだろう。

名ファンドマネージャーが実践していた投資方法を、一般的な投資家にも分かり易く説明してくれている本の『マネーマスターズ列伝』。この『マネーマスターズ列伝』の中で紹介されているファンドマネージャの「ピーター・リンチ」も、同じような考えを持っている。

自分のポートフォリオの枠組みについては、リンチはリンチなりの考え方を持っている。それによれば、株式は四つの種類に分けられる。

中略

①成長株。リンチは長期的に買いコストの二、三倍の値上がりを期待している。
②割安資産株(またはバリュー株ないし小型優良株)。三、四割の短期値上がりを期待している。目標達成後は売却。
③個別材料株および低迷期の循環株
④ポートフォリオ防衛株。これはリンチの考えでは現金に勝る防衛手段である。「相場が底値圏のときに現金比率が50%もあったのでは、いったん相場が動きだしてしまうと、値上がりの大半を逸してしまうことになる」

リンチは決して現金や現金相当物に資金を固定せず、その代わりに高利回りの安定成長業種の株式に投資する。こうした株式は上げ相場には遅れがちであるが、景気後退には強く、しがたって下げ相場にも強い。

『マネーマスターズ列伝』より引用

相場が底値圏のときに株を買いそびれる。そして、値上がりの大半を逸してしまう。株式投資するにあたって「ピーター・リンチ」が言っていることを、頭の片隅に置いておくことは重要だと僕は考えている。

また「ピーター・リンチ」は、このこと以外にも、株式投資をするアマチュアに向けて色々大切なことを教えてくれいてる。興味がある方は、以下を参照して欲しい。

りそなホールディングス

3/24(水)、以下の株を購入。

  • りそなホールディングス(8308)

466円で100株購入。
購入時のPER(予):9.2倍、PBR(実):0.48倍、ROE(実):7.28%、配当利回り(予):4.39%

りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核とする金融持株会社。

りそなホールディングスのここ数年の株価チャートは以下の通り。

りそなホールディングスの株価チャート

購入時のコメント

売上については、過去2年は増収であった。が、その前の3年は減益が続いていた。当期利益についても、過去5年間は減益傾向であった。ので、ここ5年の業績推移として、良い業績だとは言い難い。

ただし、当期利益の利益率については、ここ5年間は17~31%と非常に高い利益率を誇っている。

キャッシュフローについては、ここ5年間でフリーキャッシュフローがマイナスになったのは1期だけである。キャッシュフローについては、安定感があると言える。

配当については、ここ5年間は増配傾向が続いている。だが、今期(2021/03月期)は、1株:21円→21円と据置の予定である。

その他

ここ最近の高配当銘柄のなかで、僕が株を買いたいと思う企業。その企業の多くが、銀行か不動産の企業である。その銀行・不動産業の会社の株も、以前と比べると割安感が薄れている。

けれでも、現金を持っておくよりかは、株式で持っている方が有利なはず。そう信じて、りそなホールディングスの株を購入した。

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