アクティブ運用(市場を上回る試み)の難しさと、パッシブ運用(インデックス投資)の優位性を説いたチャールズ・エリス著の『敗者のゲーム』で運用方針における株式・債権比率について以下のように述べている。
運用方針の中で最も重要な要素は、資産配分、特に株式と債券の配分比率だ。最近の調査では、リスクと収益率のトレードオフは、「時間」の取り方に強く影響されることが示されている。
「敗者のゲーム」より引用
(中略)
株式・債権比率は、5年の場合は60対40、10年では80対20、15年では90対10が標準とされている。
若い人がこれから資産運用をするのなら、迷わずに株式の比率を高めていくべきだ。
僕が幸運だったのは、若い頃から株式投資に資金を全振りしたことだろう。債券を購入したり多くを貯金に回していたなら、資質のない地獄のようなサラリーマン生活を今でも続けていただろう。
時間をたっぷりとることが出来る若い頃ならば、資金の多くを株式投資につぎ込む。このことを理解して行うことは難しいかも知れないけど、やって損はないことだと僕は思う。
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