海上土木大手のゼネコン「東洋建設」の株を購入してみた

株の購入 株取引

12月28日の日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比141円62銭(0.42%)安の3万3539円62銭となった。特に大きな材料はないなかでの下げだと思うのだが、配当金で豊かな生活を送りたい。

駄々っ子みたいだなと思いながら、高配当株を探していたら海上土木大手で中堅ゼネコンの「東洋建設」株を見つけたので購入してみることにした。

東洋建設(1890)

2023/12/28に、1,162円で100株購入。

  • 東洋建設(1890)
    海上土木大手の中堅ゼネコン会社。
  • 購入時の株価指標
    PER(予):18.1倍、PBR(実):1.51倍、ROE(実):8.08%、配当利回り(予):5.46%

業績の状況

「東洋建設」の売上について、ここ10年間は年平均で約2.8%の成長率となっている。また、今期の売上予想は前期比14.3%の増収となる見込みである。

当期利益については、ここ10年間は年平均で17.7%の成長率となっている。また、今期の当期利益予想は前期比6.1%の増益となる見込みである。

当期利益の利益率について、過去10年の平均利益率は約3.3%である。この数字は、同業種銘柄の会社と比較してまあまあ良い数字だと感じる。

キャッシュフローについては、過去10年でフリーキャッシュフローがマイナスの年が5回ありキャッシュフロー的に安定しているとは言い難い。

また利益の質であるアクルーアル(税引き後利益-営業キャッシュフロー)について、営業キャッシュフローがデコボコすぎてコメントしにくい。

配当については、ほぼ右肩上がりの状態である。ただ今期の配当性向は、ほぼ100%近い状態である。

まとめ

高配当だと思って株を購入したのだが、配当性向がほぼ100%に近い状態であった。こういった株は今後配当を増やす余力が少なくなるため、あまり購入すべきでないという意見もある。

僕自身はこの意見は気にしないのだが、こうした株はどのようになるのか確認する意味も込めて保有し続けたい。

ちなみに3年ほど前に配当性向がバカ高い(※200%超え)の会社である「エーワン精密」の株を購入したことがある。この株は今も保有し続けている。

この「エーワン精密」の株は、同時期のTOPIXの成績と比較してもまあまあ良い成績を残している。「東洋建設」株も同様の結果になることを祈っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました