不動産仲介のフランチャイズを日本国内で展開「センチュリー21・ジャパン」の株を購入

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よく株式投資をするなら、日本株よりもアメリカ株の方が良いという意見がある。この理由の1つとして、日本とアメリカのビジネスモデルの差の違いというものがある。

例えばコーヒーのチェーン店のスターバックスでも、店舗経営は日本の「スターバックス コーヒー ジャパン」に任せて、そしてロイヤリティを米国の「スターバックス・コーポレーション」が得る。

このビジネスモデルの差により日本の「スターバックス コーヒー ジャパン」よりアメリカの「スターバックス・コーポレーション」の方が、株価上昇率も高くかなり良いリターンを得ることができる。

今回僕は「センチュリー21・ジャパン」の株を購入したのだが、本当はフランチャイズもとである「米センチェリー21」の株を購入したかった。

けれでもアメリカ株として「米センチェリー21」を探したのでが、見つけることができなかった。少し残念である。

センチュリー21・ジャパン(8898)

2021/7/19に以下の株を購入。

  • センチュリー21・ジャパン(8898)

1,057円で100株購入。
購入時のPER(予):15.5倍、PBR(実):1.76倍、ROE(実):11.42%、配当利回り(予):4.27%

不動産流通フランチャイズ会社、世界最大級の不動産仲介ネットワークである米センチェリー21のフランチャイズを日本国内で展開。

センチュリー21・ジャパンのここ数年の株価チャートは以下の通り。

センチュリー21・ジャパンの株価チャート

購入時のコメント

売上について、ここ5年は約38~41億円の間で推移している。

純利益について、ここ5年は約5~9億円の間で推移している。また、会社四季報の純利益予想によると今期の2022年03月期決算と、来期の2023年03月期決算では小幅だが増益となる見込みである。

センチュリー21・ジャパンは不動産業に分類されており、不動産業全体の市場平均のPERは19.2倍となっている。センチュリー21・ジャパンの現時点でのPER(予)は15.5倍で、現時点での市場平均と比較してやや割安である。

純利益の利益率については、ここ5年は約14.2~22.6%の間で推移している。この純利益は、不動産仲介店舗を運営する同業他社の「スターツコーポレーション」「ハウスドゥ」と比較してかなり良い数値である。

キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は一度もなく安定感が感じられる。

配当について、前期の2021年03月期決算では1株:50円→45円と5円の減配となっている。そして、今期は前期と同じ1株:45円を配当する予定である。

最後に

マネックス証券株式会社取締役会長CEOの松本大氏が書いた「世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由」に、米国株の魅力として以下の7つを挙げている。

・上昇力が強い米国マーケット
 米国の株価は大暴落を含みながら最高値を更新し続けており、暴落後の回復力も日本より強い!
・幅広い投資対象
 グローバル展開する世界トップクラスの会社やさまざまなETFに投資することができる!
・高い株主還元と成長性
 10年でダウ指数採用30銘柄の合計配当金は2.2倍、合計1株あたり利益は2.6倍に!
・好業績のグローバル企業に投資できる
 業績好調で配当金も継続的に増加するなど、高パフォーマンスのグローバルブランドの会社がたくさんある!
・注目のテクノロジー企業がたくさんある
 IT分野で圧倒的な存在感を誇るのが米国企業。常に新ビジネスを手がけて高成長を続けている!
・同じスタバでも日米では違う
 過去5年でみると「スターバックス コーヒー ジャパン」よりも米国の「スターバックス・コーポレーション」が株価の上昇率が強い
・今後ますます強くなる米国経済
 実は先進工業国でありながら、米国の人口は増え続けており、今後も経済が活気をもち続ける可能性が極めて高い!

「世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由」より引用

このなかで「同じスタバでも日米では違う」というものがある。

これは上記でも記載したのだが、店舗経営に関しては「スターバックス コーヒー ジャパン」に任せて、そのロイヤリティを米国の「スターバックス・コーポレーション」が得るというビジネスモデルの差のことを表している。

そしてこのビジネスモデルの差で株価のリターンも、フランチャイズもとの米国の「スターバックス・コーポレーション」の方がかなり良い。

これはファストフードチェーンの「マクドナルド」でも同じである。「日本マクドナルドホールディングス」よりフランチャイズもとの「米マクドナルドコーポレーション」の方が、株価上昇率も高くかなり良いリターンを得ることが出来ている。

フランチャイズ企業の株を買う場合は、出来れば フランチャイズもとの会社の株を買う方が成功しやすいのではと僕は考えている。

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