高配当銘柄のTOPに表示されたローランドの株価を評価してみた

投資をする女性 銘柄検討

2020/12/16に、Yahooファイナンスの配当利回り(会社予想)のTOPに躍り出たローランド。

Yahooファイナンスで表示されている配当利回りは「35.54%」となっていた。なぜ「35.54%」とバカ高い配当が表示されていたのか?高配当銘柄が大好きな僕の興味を引いたので、ローランドについて調べてみました。

ローランドについて

ローランドは大手電子楽器メーカーで、主力商品は音と映像の総合ブランド「Roland」・ギターエフェクターの「Boss」(世界トップ)・クラシック・オルガンの「Rodgers」・電子ドラム(世界トップ)などが有名である。

経営再建のため2014年にMBO(経営陣が参加する買収)によって上場廃止したのだが、今月16日に東京証券取引所第1部に再上場した会社だ。

ローランドの配当利回り

Yahooファイナンスに表示されている配当利回りは「35.54%」は、株式分割される前の配当金(1株あたり:1,080円)をもとに計算されているために高配当になっていただけであった。

株式分割を考慮した場合、期末(2020年12月期)の配当金(予想)は「1株あたり:36円」となる。もし、中期の配当金も期末と同じ「1株あたり:36円」の配当金を出すとしたら、年間配当金(予想)は「1株あたり:72円」となる。

これを今(12/17)の株価(3,030円)で、配当利回りの計算をしなおすと配当利回り(予想)は「2.38%」。Yahooファイナンスに表示されている配当利回りとかけ離れた値となるので注意が必要であった。

ローランドの評価

ローランドは現時点で過去2期分と、2020年12月度の予想分しか存在しない。過去分の財務諸表が少ないので、僕自身はローランドの株価が高いの安いのか評価することが出来ないかった。

なので、ローランドの株を買うならもう少し様子を見てから購入した方が良いと僕は考える。

だが、ローランドは「YAMAHA(ヤマハ)」「KAWAI(カワイ)」に並ぶ電子楽器メーカーである。また、米電子ドラム市場で58%のシェアを占めるほどの人気を誇っている。

僕自身は電子楽器に詳しくないので、ローランドブランドがどこまで強いのか評価出来ない。が、電子楽器に詳しくローランドの強さを知っており、まだまだ売上が伸びると思う人は、再上場を果たした機会にローランド株を購入しても良いのではないかと思う。

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