前回の記事で、2020年の株式投資で損した銘柄の下位3つ成績を紹介した。
今回は、2020年末時点で現在持っている株の時価評価額が大きい銘柄の上位3つ成績を確認してみた。
- 日本電技(1723)、時価評価額:3,805,000円
株価:3,805円、PER(予):10.4倍、PBR(実):1.28倍 - インフォコム(4348)、時価評価額:2,712,000円
株価:3,390円、PER(予):27.7倍、PBR(実):4.69倍 - 東映アニメーション(4816)、時価評価額:2,427,000円
株価:8,090円、PER(予):47.3倍、PBR(実):4.22倍
※株価及び株価指標は12/30日時点のもの
日本電技(1723)
日本電技の株価チャートは以下の通り。
ビル空調計装工事の大手。空調設備の自動制御システム国内トップのアズビル<6845>と資本業務提携。
ここ数年の売上は右肩上がり。2021/03月決算予想では当期利益は前期比較で減益想定だが、経常利益は10%越えをキープしている。配当については、ここ数年間は毎年増配していたが2021/03月決算予想では減配予定。
インフォコム(4348)
インフォコムの株価チャートは以下の通り。
ITソリューション会社で帝人の子会社。業界首位級の電子コミック「めちゃコミック」を運営。
ここ数年の売上・利益共に右肩上がり。2021/03月決算予想では最高益を更新予定。当期利益率も約10%をキープしている。配当もここ数年増配しているが、2021/03月決算予想では前期と同じ1株:31円の配当予定。
東映アニメーション(4816)
東映アニメーションの株価チャートは以下の通り。
大手アニメーション制作会社。テレビアニメ作品220タイトル超、劇場アニメ作品240タイトル超を保有(アニメ関連で日本最大)。
売上は2020/03月決算、2021/03月決算予想では右肩下がり。当期利益は2021/03月決算予想では△38.8%と大幅な減益予定。配当もここここ数年増配傾向だったが、2021/03月決算予想では70円→43円と大幅な減配予定。
まとめ
日本電技、インフォコム、東映アニメーションともに約10年くらい持ち続けている銘柄である。日本電技はPER・PBRともにまずまずの値だが、インフォコム、東映アニメーションはPER・PBRともに割高な状態となっている。特にどの銘柄も売る気はないのだが、インフォコム、東映アニメーションは注意して見ておこうと思う銘柄だ。
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