僕の2021年の株式取引履歴は、46銘柄を購入し1銘柄を売却であった。
ちなみに売却した銘柄はニチリンだ。売却理由も、株式併合により僕の持ち株は単元未満株となってしまい強制的に売却となってしまったものだ。そういう意味では、売りたくて売った銘柄は1つもない。
そして2021年の株式取引の成績は、2022年初めの時点で評価益が11%(配当金のリターンは除く)であった。
日本株の代表的なインデックスファンドである「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」の2021年評価益が11.43%、「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」の2021年評価益が5.03%である。これを考えると僕の2021年の株式取引の成績はまずまずと言えるだろう。
だが、全世界株式の代表的なインデックスファンドである「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の2021年評価益が30.59%、アメリカ株の代表的なインデックスファンドである「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2021年評価益が42.68%である。
株式投資で優秀な成績を収めるには、世界でも有名なフィナンシャル分野の教授であるジェレミー・シーゲル博士が述べているように、米国株を含むワールドインデックスファンドを中心にする必要があるのかも知れない。
僕の2021年の株式取引の成績を見て、アメリカ株や全世界株のインデックスファンドを株式投資のコアする必要性を2022年の年初から感じる結果となった。
2021年の評価益トップ3
僕が2021年に投資した株の評価益トップ3は以下の通りだ。
- ジャックス(2021/05月に購入)、評価益:42%
- 商船三井(2021/08月に購入)、評価益:41%
- 日本コークス工業(2021/07月に購入)、評価益:32%
どの銘柄も2022年度の純利益予想が前年比40%以上の大幅増益となる見込みの会社だ。株の教科書通り、利益が伸びている企業の株価は強いということなのだろう。
2021年の評価損トップ3
僕が2021年に投資した株の評価損トップ3は以下の通りだ。
- アイモバイル(2021/06月に購入)、評価損:△36%
- 兼松エンジニアリング(2021/03月に購入)、評価損:△15%
- エフティグループ(2021/03月に購入)、評価損:△15%
評価損が目立つ「アイモバイル」について、僕がこの株を購入した時点時のPER(予):21倍、PBR(実):2.83倍であった。そして「アイモバイル」については、僕が購入した直後に会長・社長保有株売り出し等のマイナスなニュースが多かった
多分、僕が株を購入した時点での「アイモバイル」のPER・PBRが高すぎたのだろう。期待が高い株は、マイナスな事象が出ると大きく下落する。これも株の教科書通りの結果と言えるのかも知れない。
最後に
僕の2021年の株式取引の成績は、評価益が11%(配当金のリターンは除く)であった。アメリカ株や全世界株のインデックスファンドの成績と比較すると物足りないのだが、僕的にはまずまずの成績であったと思っている。
そして僕が2021年の株式取引で気になったのは、将来性が良くないと言われている「七十七銀行」「西日本フィナンシャルホールディングス」の地銀株だ。
- 七十七銀行(2021/07月に購入)、評価益:23%
- 西日本フィナンシャルホールディングス(2021/07月に購入)、評価益:24%
どちらもまずまずの評価益が出ている銘柄だが、この銘柄の面白い所は購入時のPBRの低さだ。
僕は「七十七銀行」はPBR(実):0.16倍、「西日本フィナンシャルホールディングス」はPBR(実):0.17倍の状態で株式を購入した。
PBRが0.1倍台で株式を購入したというのは、僕の十数年の株式投資経験でもあまり記憶にない。これほど低いPBRとなっている時は、思いきって株を購入するのも悪くないのではと密かに思えるものであった。
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