前回の記事で、2020年の株式投資で時価評価額が大きい銘柄の上位3つの成績を紹介した。
今回は、2020年末時点で現在持っている株の時価評価額が小さい銘柄の下位3つ成績を確認してみた。
- ENEOSホールディングス(5020)、時価評価額:37,040円
株価:370.4円、PER(予):13.2倍、PBR(実):0.52倍 - コニカミノルタ(4902)、時価評価額:39,400円
株価:394円、PER(予):–倍、PBR(実):0.40倍 - セブン銀行(8410)、時価評価額:43,600円
株価:218円、PER(予):11.2倍、PBR(実):1.12倍
※株価及び株価指標は12/30日時点のもの
ENEOSホールディングス(5020)
ENEOSホールディングスの株価チャートは以下の通り。
日本を代表するエネルギー・資源・素材企業グループ。石油元売りとしては国内シェア5割で首位。
ここ数年の売上は右肩下がり。2020/03月決算では当期利益は赤字だったが、2021/03月決算予想では黒字に回復予定。配当はここ数年増配を続けてきたが、2021/03月決算予想では1株:22円と前期と同じ配当金を支払う想定。
コニカミノルタ(4902)
コニカミノルタの株価チャートは以下の通り。
複合機の中堅メーカー。液晶TACフィルム世界シェア3割。
2020/03決算は減収減益。2021/03月決算予想では前期に引き続き減収減益の想定。赤字の額も大幅な赤字額を計上する想定。配当については、前期と同じ1株:22円の配当金を支払う予定。
セブン銀行(8410)
セブン銀行の株価チャートは以下の通り。
ATMサービス中心のネット銀行、セブン&アイ・ホールディングスの子会社。
2021/03月決算予想では減収減益想定。減益想定ではあるが前期比で約10%くらいの減益幅であり、黒字は余裕で確保している状態。配当については、前期と同じ1株:11円の配当金を支払う予定。
まとめ
業務内容や業績を加味すると、ENEOSホールディングス・セブン銀行については買い足しを検討してみたい。コニカミノルタについては手放すつもりはないのだが、現金が急に必要になった場合は売却対象となる銘柄となる。
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