前回、これから株式投資を始めようとしている初心者が最初に読む本として『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ダイヤモンドザイが作った「株」入門』を紹介した。
今回はこの本に書かれていることにプラスして、僕が株式投資を十数年続けてきた経験から重要なことを説明したい。
証券会社の選び方
前回の記事で、株を買うには証券会社を通じて証券口座を開設する必要があると説明した。じゃ、どこの証券会社の口座を選べば良いのか。
その答えは簡単だ。株の売買手数料が1番安いところを選べば良い。
現時点(2020/11/16)で株の売買手数料が1番安いところは、「松井証券(1日定額制)」「SBI証券(1日定額制)」「楽天証券(1日定額制)※2020年12月1日からの新しい手数料プランを発表」だ。
松井証券は、1日の株の購入・売却金額の合計が50万円以下なら売買手数料は0円、SBI証券・楽天証券は1日の株の購入・売却金額の合計が100万円以下なら売買手数料は0円だ。
株を始めるために証券口座を開設しようと思っているのなら「松井証券」「SBI証券」「楽天証券」の3つの中から1つを選べば良い。
迷うなら3つ全ての証券口座を開設すれば良い。証券口座を開設するのに、手数料・口座保管料といった余分なお金が掛かることをない。
実際に3つの証券口座を開設してみて、株の取り引きがし易そうな画面など自分にとって使い勝手が良い証券会社で取引すれば良いだけだ。
株の売買にコストは掛けない
株式投資で、投資する自分自身が唯一コントロール出来るものがコストだ。
購入した株が値上がりするのか・値下がりするのか、そういったものは自分自身がコントロールすることが出来ない。が、売買コストだけは唯一コントロールすることが出来る。
そして株式投資では、株の売買コストの数十円・数百円の違いが数十万、数百万といった将来得られたであろうリターンに大きな影響を与える。
このことは株式投資を始めたばかりの頃は理解することが難しいのだが、株式投資でより儲けるための真実の1つである。
なので、株の売買コストは徹底的に拘ることをオススメする。
株をこれから始める人にはちょっと難しい話になってしまったが、株を始めるなら「松井証券」「SBI証券」「楽天証券」の3つの中から選べばよい。
これだけ理解しておけば、コストの面で間違いはない。
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