株式投資では「売買手数料」と「売却益の税金」コストを節約してリターンを大きくしよう

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株式投資で資産を運用する場合、コストが鍵になる。

これは有名な学者達が、株式投資について様々な検証を行った結果から導き出した答えである。

なので、株式を売買するにあたって手数料は比較的に小さくするのが鉄則だ。

そして最近では、手数料が無料の証券会社も存在している。

もし株を始めるなら、手数料が無料の証券会社「松井証券」「SBI証券」「楽天証券」の3つの中から選ぶことをオススメする。

証券会社の選び方

株を買うには証券会社を通じて証券口座を開設する必要がある。では、どこの証券会社の口座を選べば良いのか。

その答えは簡単だ。株の売買手数料が1番安いところ、もっと言えば無料のところを選べば良い。

現時点(2020/3/18)で株の売買手数料が無料のところは、「松井証券(1日定額制)」「SBI証券(1日定額制)」「楽天証券(1日定額制)」だ。

松井証券は、1日の株の購入・売却金額の合計が50万円以下なら売買手数料は0円、SBI証券・楽天証券は1日の株の購入・売却金額の合計が100万円以下なら売買手数料は0円だ。

株を始めるために証券口座を開設しようと思っているのなら「松井証券」「SBI証券」「楽天証券」の3つの中から1つを選べば良い。

迷うなら3つ全ての証券口座を開設すれば良い。証券口座を開設するのに、手数料・口座保管料といった余分なお金が掛かることをない。

実際に3つの証券口座を開設してみて、株の取り引きがし易そうな画面など自分にとって使い勝手が良い証券会社で取引すれば良いだけだ。

売却益にかかる税金

株式投資で成功するためには、銘柄選択が重要となってくる。

このことは間違いないが、それと同じくらい「投資にかかるコスト」にも気を配ることが重要となってくる。

なぜなら株式投資について様座な検証を行った結果、低コストで運用するほどリターンが高くなることが結果として表れているからだ。

そのために、株式の売買にかかる手数料が無料の証券会社を選ぶ必要性を上記で説明した。

だが、それと同じくらい株式投資で気を付けるコストがある。それは、株式の売却益に関する税金だ。

株を売却したときに損失が出ている時は、税金はかからない。

だが利益(売却益)が出た時は、その利益(売却益)に対して所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%の合計20.315%の税金がかかる。

この税金にかかるコストを出来るだけ避けるためには、株式を頻繁に売買しないことだ。そうすれば、値上がり益も発生せず、その分税金も節約することができる。

成長株投資で有名な「フィリップ・フィッシャー」は、以下のように述べている。

株式の買い付けさえ正しくできれば仕事はほぼ終わったものと考えてよい。売却のタイミングは(中略)まず考える必要はない。保有し続けるのが最良の策である。

「マネーマスターズ列伝」より引用

「フィリップ・フィッシャー」は、向こう十年で3倍にも4倍にもなる可能性がある銘柄を仕込んだなら、いま3割や4割過大評価されていたところで問題はない。買ってからかなり値上がりしたといっても、それは当然起こるべきことが起こっているということにすぎないのである。と、言っている。

少しくらい持ち株が値上がりしたしても、簡単に売却するべきではない。なぜなら、値上がり益に対する税金も節約することができるからだ。

「フィリップ・フィッシャー」の投資について興味がある方は、以下を参照して欲しい。成長株の投資について、理解することが出来るだろう。

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