株の本を読めば読むほど、インデックスファンドが最高の投資なんじゃないかと思ってしまう。今日紹介しようとしている本「ウォール街があなたに知られたくないこと」は、インデックスファンドの優位性を確かめるには最高の本だ。
でも僕はインデックスファンドに投資せずに個別株投資をしている。せっかくお金を失うリスクを背負って投資してるんだから「株式投資でお金持ちになる」という夢を見ていたい気持ちがそうさせているのかも知れない。
コストの問題
株式投資の本でインデックスファンドの優位性を語る本は非常に多い。「ウォール街があなたに知られたくないこと」でも山のようにインデックスファンドの優位性が紹介されている。そして、インデックスファンドの優位性を語る上でよく紹介されているものが以下のものだ。
銘柄を厳選し、市場のタイミングを読む技術であるアクティブ運用は敗者のゲームである。リサーチや、取引、税金のコストが障害になるからだ。
「ウォール街があなたに知られたくないこと」より運用
アクティブファンドがなぜインデックスファンドに勝てないのか?その理由の1つとして挙げられるが『コスト』の問題だ。アクティブファンドはインデックスファンドに比べて『コスト』が非常にかかる。そのため、その『コスト』が足枷となってインデックスファンドに打ち勝つことが出来ないのだ。
コストを下げた取引
『コスト』がインデックスファンドに打ち勝つことが出来ない問題の1つだとしたら?僕が出した答えは『コスト』を出来るだけ掛けずに株式投資を行うだった。
僕はある会社の株を購入したら売ることはほとんどしない。そうすることで、株を売却する際の手数料や売却益に対する税金のコストをなるべき先送りにしている。
この投資方法で唯一かかってくる大きなコストは「株の配当金にかかる税金」だけなのだが、最近ではNISAを使用して年間120万円という枠はあるがその分は配当金が無税となるようにしている。
徹底的にコストを掛けない方法で個別株に投資すればインデックスファンドを少しでも上回る成績を残せるのではないか?この答えがでるのは何十年も先なのかもしれないが、このような投資方法で株式市場に臨んでいる。
日本株のインデックスファンドは最強
最近知ったのだが日本株に投資しているインデックスファンドは「配当金にかかる税金」を支払わずに配当金全額を再投資出来る仕組みになっている。日本株のETFについては分配金を出す必要がある。分配金を出すと税金を支払う必要があるため税引き後の金額で再投資を行うハメになる。
株式投資を始めて十数年と個別株投資を行ってきたのだが「株の配当金にかかる税金」のコストは僕にとって大きな問題であった。それに比べて日本株のインデックスファンドは「株の配当金にかかる税金」のコストの問題をクリアすることが出来るのだ。
僕は「株の配当金にかかる税金」のコストの問題を上回るレベルの投資スキルはあるのだろうか?この「配当金にかかる税金」を上回る投資スキルがないと日本株のインデックスファンドに勝つことは難しいだろう。
こんなことを考えてしまうと日本株のインデックスファンドへの投資は最強の投資なのではないかと結論付けたくなってしまう。
コメント