座して待つという投資哲学

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

投資では、座して待つとことが重要だ。証券会社に支払う手数料を押さえられるし、つまらないことに一喜一憂しなくても済む。うまくいけば、税金の節約にもなり、年に1%か2%、ないしは3%の利益が転がり込んでくるのだ。

「マンガーの投資術」より引用

バフェットのパートナーとしてバークシャー・ハザウェイを支えてきた伝説の投資家、チャーリー・マンガーによると、優秀な企業の株を購入して持ち続ける方が、市場トレンドを追いかけて売買を繰り返すよりも有利であると述べている。

なぜなら株は売買を繰り返すほど、課税される機会は増える。しかし、株を持ち続けて後で売却すると、税金を支払いう機会は一度で済む。マンガーは、その節税効果について、年間1%~3%に相当すると言っている。

僕が株を購入し記録を付け始めたのは2020年からであり、購入した以降に株を売却した銘柄は1つもない。

株の購入手数料もネット証券なので0円だったと記憶(いっても数百円くらいのはず)している。

税金に関しても、配当にかかる税金だけ支払っているだけだ。いくつかの銘柄はNISA口座で購入しているので、配当に関しても課税されていないものもある。

配当に関する課税を何とかしたいと思っていたら、2024年から始まる新NISA制度では、個別株を購入できる成長投資枠として最大1,200万円も投資することができる。しかも、非課税保有期間は無期限(恒久化)である。

本当に株の課税に関する悩みは少なくなる一方で、株の世界は捨てたもんじゃないなと思う。

という訳で、今まで以上にマンガーのいう「座して待つという投資哲学」が生かされる時代が来たのだと感じる。

あとは、並外れた成長性を持つ優秀な企業を見つけて、妥当な値段で株を買うだけだ。

この方法は、バフェットやマンガーに関する本を読んで勉強するの一番なのだが、これがなかなか難しい。

株の世界は、捨てたもんじゃないけど、甘くもないみたいだ。

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