史上最大のミューチュアル・ファンドであるマゼラン・ファンドを運用した伝説の人物「ピーター・リンチ」は、株式投資の成功の鍵について以下のように述べている。
株式投資で儲けるための鍵は、強い意志にある。この点は強調しすぎることはない。毎年、株や投資信託の選び方についての本が洪水のように出版される。しかし、この手の本はすべて投資家に強い意志がなければ、役に立たない。ダイエットと株式投資の結果を決めるのは、頭でなく意志である。
「ピーター・リンチの株式投資の法則」より引用
新型コロナウイルス感染症の第5波が到来しようとしている。こんな暗いニュースが溢れるなかで、誰が株など買うのだろうか?
きっと「ピーター・リンチ」が述べている強い意志を持った投資家たちが株を買っているのだろう。
けれど、僕にはそのような強い意志はない。
何となく株を買っておけば儲かるだろう、だって未来はいつだって明かるいのだ。そんな楽観的な気持ちしかないから、今日も株を買っているのだと思う。
ウェーブロックホールディングス(7940)
2021/7/19に以下の株を購入。
- ウェーブロックホールディングス(7940)
691円で100株購入。
購入時のPER(予):9.2倍、PBR(実):0.48倍、ROE(実):18.14%、配当利回り(予):4.32%
防虫網首位の素材加工メーカー。
ウェーブロックホールディングスのここ数年の株価チャートは以下の通り。
購入時のコメント
売上について、ここ5年は微少だが増収が続いている。が、会社四季報の予想では今期の2022年03月期決算は大幅な減収となる見込みである。
純利益について、前期の2021年03月期決算では過去最高益の23億円を叩き出した。だが、会社四季報の予想では今期の2022年03月期決算は大幅な減益となる見込みである。そして、来期の2023年03月期決算で大幅に純利益が回復する見込みである。
ウェーブロックホールディングスは化学業に分類されており、化学業全体の市場平均のPERは21.97倍となっている。ウェーブロックホールディングスの現時点でのPER(予)は9.2倍で、現時点での市場平均と比較して割安感があると言える。
純利益の利益率については、ここ5年は約3.7~8.1%の間で推移しており合成繊維を扱う企業としてはまずまずといった感じである。
キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は1回もなく、キャッシュフローとしては非常に安定感がある。
配当について、2020年03月期決算の1株:30円の配当を維持し続けている状態である。
最後に
会社四季報の純利益予想によると、今期の2022年03月期決算は大幅な減益となり、来期の2023年03月期決算で大幅に回復する見込みである。
なので今期は株価の上昇は厳しいかもしれないが、来期は株価上昇の可能性は非常に高いと考えている。会社四季報の予想通りに純利益が推移した場合の話となるのだ・・
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