特設注意市場銘柄とは、虚偽記載を行うなどして上場廃止基準に抵触するおそれが生じたものの、金融商品取引所における審査結果、影響が重大とはいえないと認められ上場廃止に至らない場合で、かつ、内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められる時に取引所が指定する銘柄です。
auカブコム証券 ホームページより抜粋
12月26日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比51円82銭(0.16%)高の3万3305円85銭であった。特に大きな材料もなく、日経平均が3日続伸というなかで株を買うには勇気がいる。でも、配当金で豊かな生活を送りたい。
そんな欲望に負けて、高配当株である「アルデプロ」株を購入した。だが、後で気付いたのだがこの会社の株は「特設注意市場銘柄」に指定されていた。
「特設注意市場銘柄」とは何ぞやと思い後で調べてみれば上記の通りであった。
「後悔先に立たず」「覆水盆に返らず」…、やってしまったことはどうしようもない。「特設注意市場銘柄」だと分かっていれば、買うことはなかった銘柄だ。
でも、自身の戒めのためにも「アルデプロ」株を持ち付けようと思う。そして「特設注意市場銘柄」を持ち続けたらどうなるのか?その結末を見ることにしたい。
アルデプロ(8925)
2023/12/26に、298円で100株購入。
- アルデプロ(8925)
不動産再活事業の会社 - 購入時の株価指標
PER(予):4.3倍、PBR(実):1.44倍、ROE(実):23.47%、配当利回り(予):6.99%
業績の状況
「アルデプロ」の売上について、ここ10年間は年平均で約20.6%の成長率となっている。また、今期の売上予想は前期比11.7%の増収となる見込みである。
当期利益については、ここ10年間は年平均で約△5.6%とマイナスの成長率となっている。ただ、今期の当期利益予想については前期比9.4%の増益となる見込みである
当期利益の利益率について、過去10年の平均利益率は約5.9%である。この数字は、同業種銘柄の会社と比較してまずまずな数字と感じる。
キャッシュフローについては、過去10年でフリーキャッシュフローがマイナスの年が5回あり、キャッシュフロー的には安定していない。
配当については、でこぼこが激しく無配の年もある。ただ、今期は前年度より1株:5円の増配を予定している。
まとめ
「アルデプロ」について、他の不動産会社と比較しても業績の上げ下げの波が激しいと感じる。
この上げ下げの激しさが「特設注意市場銘柄」へ繋がったのかは分からない。この会社の株を買ったあとに言うのも何だが、よく購入したなとも思う。
でもせっかく購入したので、「特設注意市場銘柄」が撤廃され右肩上がりの成長をする未来を夢見ながら保有し続けたいと思う。
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