日本にないビジネスモデルをもつアメリカ企業に株式投資したほうが良い成績を残せる?

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日本にも素晴らしい企業はたくさんある。だが、アメリカには日本にない素晴らしいビジネスモデルを持った企業がたくさんある。

僕は日本株に投資することが多いのだが、ビジネスモデルを考えると日本株に投資するよりかはアメリカ株に投資をする。その方が、株式投資でより良い成績を納めらえるのではと最近すごく思うようになってきた。

成長続けるアメリカ株

なぜ日本に住んでるのにアメリカ株に投資をしている人がいるのか?理由を調べてみると、その一つに「アメリカ株は長期的にみて株価が右肩上がりである」というものがあった。

確かにNYダウやS&P500などのアメリカの代表的な株価指数をみてみると、その価格は一時的に下げたり横這いの状態になることはあるものの最終的には高値をどんどん更新していき右肩上がりの状態となっている。

それに引き換え日本の代表的な株価指数である日経平均を見ていると、1989年末につけた38,957円をピークに30年経った今でもその価格を更新することが出来ていない。

この現象だけ見てみても、日本株でなくアメリカ株に投資する方がいいんじゃない。そう思っても問題ない気持ちになってしまう。

なぜアメリカ株は右肩上がりの成長を続けることが出来るのだろうか?

その理由はいくつかあると思うのだが、僕は日本にはないビジネスモデルの素晴らしい企業がアメリカにはたくさんあることが大きな理由だと考えている。

アメリカ株に投資しよう

アメリカ株のビジネスモデルの素晴らしいさを説明するのに「スターバックスに投資するなら日本株でなくアメリカ株にしろ」というものがある。

スターバックスは、世界規模で展開するコーヒーのチェーン店である。そして日本には「スターバックス コーヒー ジャパン」、アメリカには「スターバックス・コーポレーション」という会社が存在している。

ちなみに「スターバックス コーヒー ジャパン」は2015年に上場廃止となっており、現時点でこの「スターバックス コーヒー ジャパン」の株を購入することは出来ない。

この「スターバックス コーヒー ジャパン」と「スターバックス・コーポレーション」の両社は、同じスターバックスでもビジネスの対象が大きく異なっている。

「スターバックス コーヒー ジャパン」は日本の顧客を対象にビジネスをしている。けれど「スターバックス・コーポレーション」は世界中の約82の市場で事業を展開している。

このことからスターバックスという名前は同じだけで、この両社については全く別の会社と言っても過言ではないだろう。

そして、この違いは株価の値動きにも表れている。2008年から2014年の両社の株価を比較していみると「スターバックス・コーポレーション」の方が「スターバックス コーヒー ジャパン」より5倍以上の値上がりを記録しているのだ。

株価から判断する限り、やはり本社と呼べるアメリカの「スターバックス・コーポレーション」の方が、小さな支社とも言える日本の「スターバックス コーヒー ジャパン」よりも圧倒的に稼ぐ力が強いと言えるのだろう。

そして、こうしたビジネスモデルを展開している会社はアメリカにたくさん存在している。

日本株に投資することは、別に悪いことではないと僕は思っている。ただし、投資しようとしている日本の企業が小さな支社とも言える場合は、その親会社であるアメリカ企業に投資を検討してみる。

この方が株式投資でより良い成績を納めらえるのではと、ほとんどのお金を日本株に投資している僕には思えてしまうのだ。

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