インデックス投資の弱点

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

「インデックス投資」というものは、とても素晴らしいものである。ただし、どんなに素晴らしいものにも弱点がある。

  • インデックスの中には、市場平均と言えないものがある
  • 売買を事前に公開する必要があり、そのことが市場参加者に利用され下方バイアスになる恐れがある
  • 銘柄入れ替えやウェイト変更を伴うことで、売買コストが掛かる

「両学長 リベラルアーツ大学」で紹介された「ほったらかし投資術」の本のなかでは、「インデックス投資」の弱点について上記のものを紹介している。

この弱点の中で、僕が特に大きい弱点と思うのは「銘柄入れ替え」だと考えている。

フィナンシャル分野の教授であるジェレミー・シーゲル博士は、「インデックス投資」のリターンについて以下の検証を行っている。

  • 1957年3月1日から2003年12月31日までの間のS&P500の当初銘柄ポートフォリオで運用したリターンと、S&P500を指標とした一般的なインデックスファンドで運用した場合のリターンを比較

そしてシーゲル博士は、「S&P500の当初採用銘柄のリターンは、更新を繰り返す実際のS&P500のリターンを上回る」と結論付けている。

なぜこのようなことが起こるのだろう?

いろいろ理由はあるかも知れないが、その理由の1つとして指数に新規採用される銘柄が過大評価されているということが考えられる。そし過大評価されている銘柄を組み入れ入ることは、運用成績が悪化の危険性が高めてしまうものだ。

どちらにせよ、とても素晴らしい「インデックス投資」にも弱点はあるということだ。

僕の株式投資の考えとして、

  • 幅広い業種の株式を100銘柄くらい長期保有
  • 配当金を再投資

というのがある。

この投資方法は、もしかしたらインデックス投資を上回る可能性があるのではと思っている。

夢物語を語っているだけなのだろうか?インデックス投資に詳しい人に聞いてみたい。

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