投資の三原則は「長期・分散・低コスト」

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

投資の三原則とは「長期・分散・低コスト」のことです。
(中略)
より丁寧に言うと、「長期投資」、「分散投資」、「手数料の節約」です。

「ほったらかし投資術」より抜粋

「両学長 リベラルアーツ大学」で紹介された「ほったらかし投資術」の本には、投資の三原則は「長期・分散・低コスト」と謳っている。

コストの低い全世界株式のインデックスファンド(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など)を購入して持ち続ける。この行動が株式投資の世界ではほぼ満点の答えで、「ほったらかし投資術」の本にある通りに投資の三原則の「長期・分散・低コスト」を実践しているということになる。

ただ、この「長期・分散・低コスト」行動にも弱点はある。それは、ある程度の資産を築こうと思うと、それなりの時間がかかるということだ。

株式投資で「長期・分散・低コスト」を実践した場合のリターンは、世界的にリスク無しの金利プラス5~6%と言われている。

毎月5万円を積み立てて、年利5%で運用したとしよう。20年後には、だいたい2千万円ほどになる。2千万円というのは立派な額だが、それでも2千万円だ。一生食いっぱぐれのない金額とは言えないだろう。

だが、30年積み立てると約4千万。40年積み立てると、7千5百万になる。株式投資である程度資産を蓄えようとすると、どうしても時間が掛かってしまう。

世の中というのは甘くない、現実は厳しい。子供のころから、親や教師に言われてきた言葉だ。この言葉は、残念ながら株式投資の世界にも当て嵌まるようだ。

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