PERが低く割安感が非常に強い、家庭用ミシンの最大手の蛇の目ミシン工業の株を購入

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斜陽産業でここ数年の利益成長は期待できない。だから、割安で放置されている。そんな株の代表と言えるのが「蛇の目ミシン工業」であろう。

割安だけど訳アリ。そんな株を購入しても儲けることができるのだろうか?

ちなみに6/18日に745円で「蛇の目ミシン工業」の株を購入したのだが、6/21日時点で「蛇の目ミシン工業」の株価は716円。早速、約4%含み損が発生している状態である。

スタートダッシュとしては最悪な感じだが、それでも「蛇の目ミシン工業」は家庭用ミシンの最大手で業界トップである。長い目で見れば報われる投資であった、と信じて「蛇の目ミシン工業」の株を保有し続けたい。

蛇の目ミシン工業(6445)

2021/6/18に以下の株を購入。

  • 蛇の目ミシン工業(6445)

745円で100株購入。
購入時のPER(予):5.9倍、PBR(実):0.5倍、ROE(実):14.64%、配当利回り(予):5.24%

家庭用ミシンの世界最大手で、2021年の10月で創業100周年を迎える老舗企業。

蛇の目ミシン工業のここ数年の株価チャートは以下の通り。

蛇の目ミシン工業の株価チャート

購入時のコメント

ここ数年の売上は約350~430憶円を行ったり来たりしている状態。

純利益については、2021年03月期決算ではコロナ禍による巣ごもり需要の影響により約39億円と最高益を叩き出した。

だが来年・再来年の純利益については、四季報の予想によると減益が続く見込みである。

四季報の予想通りに純利益が推移した場合、購入時の株価でのPERを割り出すと約6~8倍となる見込みである。

蛇の目ミシン工業は機械業に分類されており、機械業の現時点での全市場平均のPERは25.36倍である。四季報の予想通りの減益となった場合でも、市場平均と比べても割安感はかなり高い状態と言える。

純利益の利益率については、ここ数年で約1~9%とバラツキが大きく何とも言えない状態である。それでも、今後の利益率を予想するなら4~5%とまずまずの数値で推移していくのではと僕は考えている。

キャッシュフローについては、2015年03月期決算からフリーキャッシュフローはプラスの状態を維持しており、非常に安定している。

配当については、増配傾向を維持しており2021年03月期決算では創業100周年の記念配がプラスされ1株:25円→40円の大幅な増配となる想定である。

また四季報によると純利益はここ数年は減益の予想となっているが、1株:40円の配当をキープすることは減益額を考慮しても可能であると僕は思っている。

最後に

蛇の目ミシン工業は、現時点でPERが低く、四季報によるとここ数年の利益成長もマイナスとなる見込みである。また家庭用ミシンという斜陽とも言える産業のため、株価の割安感は非常に強い。

だが、何かのきっかけで家庭用ミシンが少しでもバズってくれれば、蛇の目ミシン工業の株価はかなり上昇するのではと思っている。

だが、そんな日がくるのだろうか?少しの不安を胸にしまって、この株を保有し続けたいと思う。

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