アイシン精機系列の自動車駆動系部品メーカーの「エクセディ」の株を購入してみた

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6/30(木)、3営業日連続で日経平均が下落している。

ので今は株を買うタイミングだと思って、この記事で書いている「エクセディ」の株を含め4銘柄、合計で約46万円を株につぎ込んだ。

何で、こんなに大量の株を購入したんだろう。それは、多分株の雑誌を買ったからだ。

購入した株の雑誌に、こんな記事が載っていた。国内株式であるTOPIXに連動したインデックスファンドの記事だ。

この記事のなかで、国内株式であるTOPIXに連動したインデックスファンドに投資していれば1年で18%、5年で56%、10年で185%のリターンを得ることができたとあった。

そういった記事を読んだのなら、現金を持っておく理由なんてないだろう。現金を早く株に交換したくなるというものだ。

ちなみに雑誌の記事には、次のことも書いてあった。

米国株式であるS&P500に連動したインデックスファンドに投資していれば1年で66%、5年で119%、10年で419%のリターンを得ることができたと。米国株に乗り換えるべきなのだろうか?

エクセディ(7278)

2021/6/30に以下の株を購入。

  • エクセディ(7278)

1,634円で100株購入。
購入時のPER(予):9.1倍、PBR(実):0.38倍、ROE(実):2.49%、配当利回り(予):4.87%

アイシン精機系列の自動車駆動系部品メーカー。マニュアルクラッチは国内トップ、トルクコンバータ(AT車用)は世界トップクラス。

エクセディのここ数年の株価チャートは以下の通り。

エクセディの株価チャート

購入時のコメント

ここ数年の売上は約2,274~2,833憶円の間を行ったり来たりしている状態。

純利益についてここ3年は減少しており、前期の2021年03月期決算では約49億円とここ十数年で最低の額となっている。だが会社四季報によると今期と来期の増益し続けていくと予想となっている。

会社四季報の予想通りの純利益を叩き出した想定した場合に、エクセディの株を購入した株価でPERを算出するとPERは6.5~7.5倍程度になりかなりの割安感が出てくる。

エクセディは輸送用機器業に分類されており、輸送用機器業全体の市場平均のPERは28.07倍となっている。エクセディの現時点でのPER(予)は9.1倍で、現時点での市場平均と比較しても割安感があると言える。

純利益の利益率について、ここ数年は約2.1~5.5%である。他の同業種と比較して飛びぬけて高いという訳ではなさそうである。もしかしたら、この辺のことが低PERの状態で株価が据え置かれているのかも知れない。

キャッシュフローについては、2007年03月期決算からフリーキャッシュフローはすべてプラスの状態であり非常に安定感があるキャッシュフローとなっている。

配当については2019年03月期決算から1株:50円→45円と5円減配となっているが、今期の2022年03月期決算では1株:45円→50円と5円の増配となる予定となっている。

最後に

自動車における電動化(EV)が加速していくなかで、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンの部品依存度が高いエクセディ。この会社が今後どうなっていくのかは、僕には分からない。

でも言えることは、投資家が「砂上の楼閣」を作れるようなストーリーが描ける銘柄では無いということだ。

のでバブル的な株価急騰といったことは起こりにくく、ちょっと楽しみに欠ける銘柄なんだろう。

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