PER・PBRの両面で割安な状態の品川リフラクトリーズの株を購入してみた

株の取引 株取引

日経平均が4営業日連続下落している。特に4営業日の6/21(月)は、日経平均が前日より500円以上の大幅な下落を記録して株式市場がスタートした。

株価が大幅に下落している理由として、米株式市場で米連邦準備制度理事会による利上げへの懸念があったとされている。こうしたタイミングで株を買うには少し勇気がいるのだが、割安な株はないのか探してみよう。

そんな思いで探していると、PER・PBRの両面で割安な品川リフラクトリーズの会社を見つけたので購入してみた。

品川リフラクトリーズ(5351)

2021/6/21に以下の株を購入。

  • 品川リフラクトリーズ(5351)

3,615円で100株購入。
購入時のPER(予):5.9倍、PBR(実):0.56倍、ROE(実):3.56%、配当利回り(予):5.19%

鉄鋼業向け耐火物の大手。耐火物(特殊セラミックス)は黒崎播磨に次ぐ2位の規模。

品川リフラクトリーズのここ数年の株価チャートは以下の通り。

品川リフラクトリーズの株価チャート

購入時のコメント

ここ数年の売上は約999~1190憶円を行ったり来たりしている状態。

純利益については、2019年03月期決算で約62億円の最高益を叩き出してからは右肩下がりで、直近の2021年03月期決算では固定資産減損損失として約33億円計上した影響もあり約21億円まで落ち込んでいる状態である。

だが、会社四季報によると今期の純利益予想は回復を示しており、2期先の2023年03月期決算の純利益予想は2019年03月期決算で叩き出した約62億円を超える予想をしている。

品川リフラクトリーズはガラス・土石製品事業に分類されており、ガラス・土石製品事業の現時点での全市場平均のPERは19.76倍である。品川リフラクトリーズのPER(予)は5.9倍で、市場平均と比較して場合かなりの割安状態と言える。

純利益の利益率については、ここ数年で約2.1~5.2%とややバラツキがある状態である。だが会社四季報の予想通りの純利益に推移した場合は、純利益の利益率は5%を超えをキープすると思われまずまずの利益率となる。

キャッシュフローについて、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスとなったのは1期しかなく、非常に安定したキャッシュフローと言える。

配当については、ここ2年は減配が続いていたが今期は1株:110円→190円と大幅な増配となる想定である。会社四季報の予想通りの純利益に推移した場合は、1株:190円の配当をキープすることは容易く増配も期待できると思われる。

最後に

品川リフラクトリーズは、PER(予):5.9倍でPBR(実):0.56倍である。PER、PBRの面から見てもかなりの割安だと言える。

この割安の理由としては、鉄鋼業向け耐火物というマニアックスさなのか、この業界の成長性の低さなのかは、僕に判断することが出来ない。

いつの日かPER(予):5.9倍でPBR(実):0.56倍と割安な状態が見直され、注目を浴びることが出来れば品川リフラクトリーズの株価はかなり上昇するのではないかと僕は思っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました