3/8(月)、午前中の日経平均は前日の終値を上回っていた。が、午後からは前日の終値を下回っている状態となった。
そういえば、前日に戸上電機製作所の株を購入しようとしたが、指値に届かずに買えなかった。詳細については、以下を参照して欲しい。
買えなかった物というのは、どうしても欲しくなる。服や装飾品・プラモやトレーディングカードなど、欲しいと思っても買えなかった物。そういう物はどうしても欲しいくなる。僕は、ちょっとした収集癖があるのだろう。
この収集癖は株でも同じだ。買えなかった株というのは無性に欲しくなる物なのだ。日経平均も下がってきていることだし、3日連続となるが株を購入しようと思う。
戸上電機製作所
3/8(月)に、以下の株を購入。
- 戸上電機製作所(6643)
1,811円で100株購入。
購入時のPER(予):6.8倍、PBR(実):0.55倍、ROE(実):7.70%、配当利回り(予):4.46%
高圧負荷開閉器主力の配電制御システム機器メーカー。「スイッチの戸上」として呼ばれている。
戸上電機製作所のここ数年の株価チャートは以下の通り。
購入時のコメント
2018/03~2020/03月期決算では、売上・利益ともにほぼ右肩下がり。ただし、今期(2021/03月期)の決算予想では、売上は前期比△1.4%と少しマイナスとなるが、当期利益については前期比12.2%とまずますの数字となる。
ここ数年の利益率については、営業利益・経常利益の利益率が約6~8%、当期利益の利益率が約5~6%となっており、少し物足りない感じである。
キャッシュフローについては、ここ数年でフリーキャッシュフローがマイナスになったのは1期だけである。キャッシュフローについては、安定感があると言える。
配当について、ここ数年は1株あたり80円~115円の間で凸凹した状態。今期(2021/03月期)は、前期と同じ1株:80円となる。
ジェイエイシーリクルートメント
3/8(月)に、以下の株を購入。
- ジェイエイシーリクルートメント(2124)
1,672円で100株購入。
購入時のPER(予):19.7倍、PBR(実):4.64倍、ROE(実):12.24%、配当利回り(予):4.35%
人材紹介業の準大手の会社。
ジェイエイシーリクルートメントここ数年の株価チャートは以下の通り。
購入時のコメント
2020/12月期決算では、売上・利益ともに減収減益だった。が、それまでの10年間は売上・利益ともに右肩上がりの状態。そして、今期(2021/12月期)の決算予想では、売上は前期比3.9%、当期利益は前期比82.4%のプラスと増収増益の想定。
ここ数年の利益率については、営業利益・経常利益の利益率が約22~34%、当期利益の利益率については約8~23%と非常に高い値をキープしている。
キャッシュフローについては、ここ数年のフリーキャッシュフローはプラスの状態をキープ。キャッシュフローについては、非常に安定感があると言える。
配当については、2012/12月期決算から右肩上がりの状態であった。が、今期(2021/03月期)は、前期と比較して1株:80円→70円と減配の想定である。
その他
戸上電機製作所は、PER・PBRともに割安状態で買えたので満足している。が、ジェイエイシーリクルートメントはPER(予):19.7倍、PBR(実):4.64倍と割安感がないのに、勢いで購入してしまった。
成長株を購入したと考えて良いのだろうか?しかし、バリュー志向のファンドマネージャーである「ジョン・ネフ」は以下のことを言っている。
成長株には二つの弱点があるというのだ。一つには、成長株は死亡率が高い―つまり成長株の折り紙がついてからの成長期間は意外に短いことが多いということ。もう一つは、成長率は少々劣っても、現在高配当を続けている株のほうが総合利回りがよくなるケースがしばしば見られるということである。
「マネーマスターズ列伝」より引用
バリュー志向のファンドマネージャーである「ジョン・ネフ」の投資方法について興味があれば、以下を参照して下さい。
「ジョン・ネフ」が言っているように、成長株というのは、成長株として世間が認めらてからの成長期間というのは意外に短いことが多い。ジェイエイシーリクルートメントを勢いで購入したが、僕はこのことを少し後悔をしている。
また、3/8(月)の情報通信機器販売会社の「エフティグループ」を1,420円、不動産開発会社の「ヨシコン」を1,064円で購入しようとしたが、株価が指値に届かずに購入出来なかった。
翌日も日経平均が前日を下回り、全体的に株価が売られているようなら「エフティグループ」「ヨシコン」の購入を検討してみたい。
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