とにもかくにも笑える本、直木賞受賞作「空中ブランコ」

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前回、つい声を出して笑ってしまう本として「イン・ザ・プール」を紹介した。

今回は「イン・ザ・プール」に続くシリーズ第2弾の「空中ブランコ」を紹介したい。前作より本作品の主人公である神経科の医学博士・伊良部一郎がハチャメチャに活躍しており、とても楽しめる本である。

「空中ブランコ」

今回の紹介する「空中ブランコ」は、「空中ブランコ」「ハリネズミ」「義父のヅラ」「ホットコーナー」「女流作家」の5つの短編で構成されている。

どれも面白いお話なのだが、僕は強迫神経症を患った精神科医・池山達郎が同じ精神科医である伊良部に相談・治療を受ける話である「義父のヅラ」が飛びぬけて面白かった。

強迫神経症も伊良部式治療で治る?

僕自身の話だが、外に出かけるときに「家の鍵、かけたかな?」とちょっと心配になって外に出てすぐに戻ることが度々ある。軽い強迫神経症だと思っているのだが、今のところ日常生活に支障はないのでほっておいている。

この症状が酷くなって日常生活に支障をきたしたら、この本に書かれている伊良部式の明るくハチャメチャな治療を受けてみたい。とても、ハラハラ楽しく治療に臨めるだろう。

もしあなたが日常生活に支障はないけど軽い心の病気かなと思うなら、「空中ブランコ」を読むことをオススメする。軽い心の病気など「どうでもいいや!」と、開き直り楽しい気持ちにさせてくれるだろう。

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