株式投資で大きな利益を目指す人が従うべきルールとは

株の本のイメージ(2022年)株の勉強

史上最大のミューチュアル・ファンドであるマゼラン・ファンドを運用した伝説の人物「ピーター・リンチ」は、株式投資に向かないタイプの人とはどういう人なのか以下のように紹介している。

株式投資は科学というより芸術であり、何でもはっきりと数量化したがるタイプの人間には向かない。もし株を選ぶのに数量化が可能なら、クレイのスーパーコンピューターをちょっと借りて、大儲けができるはずだ。

「ピーター・リンチの株で勝つ」より引用

僕自身は数値に弱いこともあり、何でもはっきりと数量化したがるタイプの人間ではない。なので、幸か不幸かピーター・リンチが言う株式投資に向かないタイプの人には当て嵌まらない。

自分自身が株式投資に向かないタイプではないことを確認出来たのならば、株式投資で成功するために従うべきルールがある。それについては、ハイテク株などの成長株投資で有名なフィリップ・フィッシャーが教えてくれているので紹介したい。

自分や家族にとって少なくないお金をリスクにさらして大きな利益を目指す人が従うべきルールは明らかだ。それは、「ほとんど」の資金を、ダウやデュポンやIBMほど大企業ではなくても、種類としてはそれに近い会社(小さくて若い会社ではなく)に投資するということだ。
(中略)
投資金額が50万ドルで子供がいない未亡人ならば、すべての資金を最も保守的な成長株に投じるのがよいのかもしれない。同じ未亡人でも、資金が100万ドルあって、今の生活を脅かさない程度のリスクで3人の子供たちのために資金を増やしたいと思うならば、資金の15%を信用に選んだ若い小企業に投資してもよいのかもしれない。妻と2人の子供がいるビジネスマンで、40万ドルの投資金額と、毎年1万ドルを貯蓄できる収入(税引き後)があるのならば、40万ドルすべてを保守的な成長株に投資して、今後は毎年貯蓄に回していた1万ドルを、先に挙げたリスクが高いほうの成長株に投資するのもひとつの方法かも知れない。

「株式投資で普通でない利益を得る」より抜粋

フィッシャーは、若い成長株は10年間で数千%も成長する可能性はあるが、どれほど優れた投資家でも、まれになる判断ミスで若い成長株に投資した資金をすべて失うこともある。そのかわりに、歴史があり、その地位を確立している成長企業に投資したならば、若い成長株に比べて長期的な上昇率は低くなるが、損失を被ったとしても株式市場全体の予想外の下落による一時的なことですむ。

なので自分の生活状況を鑑みて、どれくらいの資金を「歴史があり、その地位を確立している成長企業」に投資すべきなのか判断する必要があると述べている。

フィッシャーが書かれた本が古いのかも知れないが、今では多くのインデックスやETFなどが存在する。「歴史があり、その地位を確立している成長企業」を、S&P500や全世界株式のインデックスやETFに置き換えて投資するのも、今の時代に合った戦略だと僕は思う。

大型株への投資結果

2020年10月ごろに、フィッシャーが言う「歴史があり、その地位を確立している成長企業」に当て嵌まるか分からないが、以下の比較的有名な大型株を購入した。

  • JT(2914)
  • 三井住友FG(8316)
  • ソフトバンク(9434)

この大型株は今の保有しており、現時点の評価益としては以下の通りとなっている。

  • JT(2914)
    →評価益(※配当込み):17.5%
  • 三井住友FG(8316)
    →評価益(※配当込み):40.2%
  • ソフトバンク(9434)
    →評価益(※配当込み):26.1%

ちなみに代表的な全世界株式のインデックスの1つである「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を同期間で投資した場合の評価益は「53.21%」であった。

フィッシャーが言う「歴史があり、その地位を確立している成長企業」を選ぶ技術や自身が無い人は、投資資金のほとんどをS&P500や全世界株式のインデックスやETFに投資するのが良い。残念ではあるが、身を持って学ぶことができた。

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