ブランド力のある「消費者独占」の会社に投資をしよう

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

シーズ・キャンディーズに投資したときにはまだ、すばらしいブランドの力を理解していなかった。やがて私たちは、年に10%値上げしても誰も気にしないで買い続けてくれる商品が存在することがわかった。

「マンガーの投資術」より引用

バフェットのパートナーとしてバークシャー・ハザウェイを支えてきた伝説の投資家『チャーリー・マンガー』は、値上げしても需要が減少しない商品があることを学び、こうした商品のことをブランド品と呼んだ。そして、このようなブランド品を扱っている会社を「消費者独占」の会社と名付けた。

シーズのような「消費者独占」の会社は、ブランドで消費者のこころを掴んでいるので、値上げしても需要を損なうことはない。これは、利益を容易に増加できることを意味している。

株式投資というのは、意外と簡単なのかも知れない。シーズのような「消費者独占」の会社を探し出して、適正な価格で株を買い、あとは持ち続ける。それだけで、成功は約束されるのだ。

だけど、シーズのような「消費者独占」の会社を探し出すのは意外と難しいし、適正な価格で株を買うことはもっと難しい。僕が出来ていると思えることは、株を持ち続けるということだけなのかも知れない。

株を持ち続けるという作業だけでも意外と良い成績は残せている。

2020年は18銘柄の株を購入し、今も持ち続けている。そして、その成績は評価損益:47.84%と申し分ない。

シーズのような素晴らしい会社を選べなくても、適正な価格で株を買えなくても。株を持ち続ける。それだけ、ある程度の成績が残せる。運が良いだけかも知れないが、株の世界は面白いと感じてしまう。

それでも僕がやらなければいけないことは、シーズのような「消費者独占」の会社は無いのか日々の中で探し出すこと。そして、もし見つかれば適正な株価を見極めること。あとは、勇気を持って株を購入することだ。

それが、出来ればもっともっと良い成績が残せると思う。

けれども、あまり欲張ると良いことがないとも思ってしまう。株の世界は面白いが、奇妙だとも感じてしまう。

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