頭が悪いから日本の個別株投資に固執してるだけなのだろうか?

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

私は、①マクロ経済が将来どのようになるのか知ることは難しい、②未来に関するすぐれた知見を持ち、それを継続的に投資する際の強みにできる者はほとんどいない、ということを強く確信している。
(中略)
●より狭い範囲のことに特化するなら、知見を強みとして発揮できる可能性は高まる。熱心に研究し、スキルを駆使すれば、個別企業や証券について、隣の人よりもつねに多くのを知ることはできる。だが、市場や経済について同じようにできるかというと、その公算ははるかに小さい。

「投資で一番大切な20の教え」より引用

上記は、ハワード・マークス著の「投資で一番大切な20の教え」に書かれている言葉だ。

この言葉を信じれば、狭い範囲のことに特化すれば個別企業での投資でも十分に勝算があると言える。僕はこの言葉を信じているからこそ、全世界株のインデックスファンドにほとんど投資をせずに、日本の個別株投資を続けているのかも知れない。

個別銘柄の成績

僕は2020年に18銘柄の株を購入している。

僕が株の成績を記録し始めたなかで、2020年に購入した「国際計測」の銘柄は現時点で最も成績が悪く、現時点での評価損で言えば△37.2%(配当除く)で大損銘柄となっている。

ハワード・マークス言わせれば、大した知識がないのに個別株を購入したから大損しているだけなのだろう。だからこそ、僕は個別株投資をやめて全世界株のインデックスファンドへの投資に切り替えるべきだと思う。

だが、心の奥底で僕は人より個別企業の分析が出来て、割安で優秀な企業をある程度分散して保有し続ければ、全世界株のインデックスファンドの成績に勝ることができるのではという考えが、どうしても捨てられない。

まあ控えめに言って、全世界株のインデックスファンドの成績に敵わないまでも、自分自身が納得できるリターンは個別株の投資でも生み出せるのではとも思っている。

ただ、僕の心の奥底の思いを証明しようとするのならば最低30年は個別株投資を続けてながら、全世界株のインデックスファンドの成績と比較する必要があると考えている。

引き返す勇気がないのか?個別株の魅力に魅せられているのか?単純に頭が悪いのか?30年後、答え合わせをしてみたい。

僕にとって株式投資とは、ものすごく長い夏休みの宿題みたいなものだ。終わりが近づいてアタフタして宿題が間に合わずゲームオーバー、そうならないことを祈っている。

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