内部留保の再投資がどれくらいの収益率(リターン)を実現しているのか確認する方法

株の本のイメージ(2022年)株の勉強

企業が稼いだ利益をどのように使うのかは、主に経営陣が判断することである。

だが稼いだ利益を内部留保として再投資するのであれば、ある程度高い収益率(リターン)を実現してくれなければならない。なぜならば、内部留保による再投資の収益率が低いと株主の利益に繋がらないからだ。

では、内部留保として再投資がどれくらいの収益率を生み出しているのだろう?

それを知る方法として、株式投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの投資手法が記載された「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」という本に記載されていたので紹介したい。

①一定の期間で、1株当たりの内部留保を合計し、その期間中の再投資額を算出する
②その期間の初めと終わりでEPSがどれだけ増加したの算出する
③②のEPS増分を①の再投資額で割り収益率を算出する

「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」と本では、一般的に経営陣による内部留保の活用を評価することは非常に困難を伴う。だが、上記の方法を用いれば再投資がどれくらいの収益率を生み出しているのかおおよその見当をつけることが出来ると述べている。

タマホーム(1419)

つい最近に「タマホーム」の株を購入した。

今回は、この「タマホーム」をもとに内部留保による再投資がどれくらいの収益率を生み出しているのかを確認してみたい。

①一定の期間で、1株当たりの内部留保を合計し、その期間中の再投資額を算出する

僕は「タマホーム」の再投資額を「383.8円」とした。

・2017年~2021年のEPS合計額:651.8円
・2017年~2021年の1株当たりの配当合計額:268.0円
→期間中の再投資額:383.8円(651.8円 – 268.0円)

②その期間の初めと終わりでEPSがどれだけ増加したの算出する

僕は「タマホーム」のEPS増分を「213.2円」とした。

・2017年のEPS:30.7円
・2021年のEPS:243.9円
→EPS増分:213.2円(243.9円 – 30.7円)

③②のEPS増分を①の再投資額で割り収益率を算出する

僕は「タマホーム」の内部留保による再投資の収益率は「56%」とした。

・②のEPS増分:213.2円
・①の再投資額:383.8円
→再投資による収益率:56%(213.2円 / 383.8円)

まとめ

僕は「タマホーム」の内部留保による再投資の収益率は「56%」とした。

もしあなたが「タマホーム」の株主で、あなた自身の株式投資の収益率が年間:56%の収益を上回るのであれば、「タマホーム」に対して利益のすべてを配当で受け取るように提言すべきだろう。利益を内部留保として再投資するより、自身の株式投資の方が高い収益を生み出すことができるからだ。

ちなみに僕は、株式投資で年間:56%の収益を生み出してない。こういう場合は、利益を配当で受け取るよりかは、利益の全額を内部留保として再投資してもらう方が効率が良い投資となる。

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