日経平均が7営業日連続で下落中である。ということで、ある程度株価が割安状態になってきているのかなと思い自動車用ホースメーカーの「ニチリン」の株を購入した。
「ニチリン」の株を購入したのだが、もうすこし株が買ってもいいのでは?そんなことを思いながら、購入したい株を探していたら国内最大手の住宅ローン専門金融会社の「アルヒ」を見つけてしまった。
アルヒ(7198)
2021/10/5に以下の株を購入。
- アルヒ(7198)
1,247円で100株購入。
購入時のPER(予):8.0倍、PBR(実):1.5倍、ROE(実):18.25%、配当利回り(予):4.67%
国内最大手の住宅ローン専門金融会社、固定金利住宅ローン「フラット35」の販売は首位。
アルヒのここ数年の株価チャートは以下の通り。
購入時のコメント
売上について、ここ3年は増収を続けている。また、今期の2022年3月期決算の売上は会社予想では前期と比較して約10%の増収となる見込みである。
純利益について、ここ2年は増益を続けている。また、今期と来期の純利益は会社四季報予想では増益が続く想定である。
純利益の利益率については、ここ5年は15.0~23.3%となっている。この利益率は、住宅関連サービスを営む「JBR」「日本リビング保証」と比較すると高い利益率となっている。
キャッシュフローについては、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は1回だけであり、キャッシュフロー的には安定感が伺える状態である。
配当については、3期連続で増配を続けている。また、今期の2022年3月期決算でも1株:55円→60円と5円の増配となる予定である。
アルヒはその他金融業に分類されており、その他金融業全体の市場平均のPERは20.95倍となっている。アルヒの現時点でのPER(予)は8.0倍で、その他金融業全体の市場平均と比較してかなりの割安感が伺える状態である。
最後に
世界でも有名なフィナンシャル分野の教授であるジェレミー・シーゲル博士は、その著書である「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」という本のなかで、市場平均をつねに上回りつづける銘柄を黄金銘柄と名付けている。
そして、黄金銘柄の特徴として以下の2つがあるとしている。
- だれでも知っている消費者ブランドを持っている
- 看板商品にしがみつき、かたくなに品質を守って、市場を海外に広げる方針を貫いている
今回購入した「アルヒ」は、「コカ・コーラ」や「ペプシコ」などのだれでも知っている消費者ブランドを持っている訳ではない。そして、市場を海外に広げるという商売でもない。
それでもビジネスモデルや業績に何か光るものを感じたので「アルヒ」を購入することにした。
黄金銘柄の条件に当て嵌まることはない「アルヒ」、でも期待してこの銘柄を保有し続けたいと思う。
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