「株式投資の初心者が株を選ぶときに必要なものは何?」と聞かれれば、僕は会社四季報をオススメする。
会社四季報には日本の上場会社全ての基本情報や株価データ、過去の複数年の業績が記載されており、投資したい会社を探すのに大変重宝するからだ。
まず「特色」のみを読もう
会社四季報を使って投資したい会社を選ぶ際には、まずは「特色(※会社の概要が約50字くらいで簡潔に記載されているもの)」のみを読むことに集中する。
会社四季報には日本の上場会社約3600社の情報が全て記載されているので、株価データ・過去の複数年の業績までじっくり読み込むには株式投資の初心者にはハードルが高い。
まずは、「特色」の項目のみを読む込みことをオススメする。
自分が経営したい会社を探そう
会社四季報には「建設」「食料品」「情報・通信」など業種別に会社情報が記載されており、その業種の中で1つだけ自分がオーナーとなり経営したい会社を「特色」から見つけ出そう。
会社四季報の「特色」にはキラリと光る文言が記載されている。例えば「〇〇でトップシェア」「世界で1位」「最大手」などだ。
自分が経営するのであれば、何の技術・取り柄のない会社は選ばないだろう。
ある技術・製品などでトップシェアを誇っているもの、ある業種の最大手など他とは違うキラリと光るものを「特色」から探し出し、その業種の中で投資したい1つだけの会社を見つけ出すやり方がオススメだ。
悲観的なときに株を買おう
会社四季報の「特色」からそれぞれの業種の中で投資したい1つだけの会社を見つけ出したら、あとはその会社の株を買うだけだ。
そして株を買うタイミングは、ヤフーニュースや新聞などで「日経平均が〇千円超えの大幅マイナス」や「日経平均が〇年振りの安値を更新」など株式市場が悲観的な時に買うようにするのだ。
本当は株価が底になったときに買うのがベストなのだが、株式投資のプロや経済学の偉い先生達が過去何十年の株価チャートを見たり、または月の満ち欠けや星の動きまでを観察して株価の底を見つける方法を探し出したが、今だにその方法は見つかっていない。
株式投資の初心者がおいそれと見つけることは不可能だろう。
だから、株価の底で買うことは諦めて損失のダメージが少しでも減らすことが出来るように株価が大幅に下落しているときに買うことをオススメする。
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