株は収益とPERが大事、「ピーター・リンチの株で勝つ」から学ぶ株式投資のススメ

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前回の記事で、「ピーター・リンチの株で勝つ」から株式投資の優位性について紹介した。

今回は「ピーター・リンチの株で勝つ」から、何を基準にして株価が上がるのか、どのくらいの株価で株を買うのが良いのかについて紹介したい。

収益が超重要

「ピーター・リンチの株で勝つ」では、株を買うにあたって何を重視して購入を判断するべきなのか?その答えとして「収益、収益、そして収益」と収益の重要性を以下のように説明している。

何を基準にして株価が上がると言えるのだろうか。買うとしても、いくらで買えばよいのか。

それは、その会社がどのくらいの値打ちがあるか、そして明日は今日よりどれだけその値打ちがあがるのかということである。それには数多くの理論があるが、私にとって重要なのは収益と資産であり、とくに収益である。時として株価が会社の内容に追いつくのに何年もかかり、しばらく低迷して、投資家に株価はもう上がらないのではいかと思わせることがある。だが、会社の内容(値打ち)は必ずいつか正しく評価されるものである。収益と資産をもとに株を分析するのは、コインラインドリーやアパートを買う場合と全く同じである。株とは、宝くじはなくて、ある会社の部分所有権だということを忘れてしまいがちである。

「ピーター・リンチの株で勝つ」より引用

どのくらいのPERで株を買うのが妥当なのか

株価は最終的に収益と連動している。なので、収益が今後ものすごく伸びる優良企業の株を買えば株で儲けることが出来るのか?「ピーター・リンチの株で勝つ」では、このことを否定している。

その理由を、誰もが知っている超優良企業のマクドナルドと株式投資の代表的な指標のPER(株価収益率)を例にして以下のように説明している。

PERの高い会社は、それを正当化するだけの高い収益成長力を持っているはずである。1972年にマクドナルドは75ドルをつけ、PERは50倍だった。このような過大な期待に答えられるわけはなく、株価は75ドルから25ドルに落ち、PERも現実的な13倍に戻った。マクドナルドの業績が悪かったのではない。72年の75ドルという株価が高すぎたのである。

「ピーター・リンチの株で勝つ」より引用

収益が今後ものすごく伸びる優良企業の株を何も考えず買うだけで、株式投資で儲けることは出来ない。株式投資で儲けるには、どんな優良企業でも収益と株価を比較し、現実的な株価で購入する必要があることを「ピーター・リンチの株で勝つ」で教えてくれている。

では、現実的な株価とはどのようなものなのだろうか?「ピーター・リンチの株で勝つ」では、それぞれの会社の特性とPERを例にして教えてくれている。

  • 今後それほど大きな成長が望めない電力株のPER…7~9倍
  • 失敗する可能性はあるものの今後収益が10倍以上に伸びそうな勢いのある状態の優良株のPER…10~14倍
  • 現時点で収益がない、または極小の状態だが今後の成功にかけている状態の急成長株のPER…14~20倍

株を購入しようとしている企業を「電力株」「優良株」「急成長株」に分けてPERの数値を確認することで現実的な株価が判断できると、「ピーター・リンチの株で勝つ」では教えてくれている。

僕自身も株を買うときはPERを無視して買うことはない。ただ「ピーター・リンチの株で勝つ」で示してくれいてる現実的な株価として「電力株のPER:7~9倍」「優良株のPER:10~14倍」「急成長株のPER:14~20倍」では買わない、というより買えない。

PERは「ピーター・リンチの株で勝つ」より高めで「電力株のPER:~12倍」「優良株のPER:~20倍」「急成長株のPER:~25倍」までと少し高めのPERを目安にして株を購入している。

僕が買いたいと思う会社の株が「ピーター・リンチの株で勝つ」に書かれているPERにならないことが大きな理由なのだが、本当は我慢強く株価の下落を待つのが株式投資の成功の近道なのかも知れない。

だが、購入したいという気持ちが抑えきれないのが株式投資の難しいところだ。

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