規模やシェアなどトップを取っている企業のリターンは大きいのか?株式投資の売買記録

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株を購入するときに、規模やシェアなど何かトップを取っている会社を選ぶと何故か安心感がある。トップという強さに憧れているせいのであろう。

では、この僕が感じる安心感と株のリターンは一致してるのだろうか?

そういう意味を確認するためにも、2020年11月20日に規模やシェアなど何かトップを取っている「長谷工コーポレーション」「日本郵政」「ゆうちょ銀行」の企業を購入してみた。

その取引結果は、以下の通りである。

長谷工コーポレーションに関しては、1,165円で100株購入。2021年4月20日時点の株価は1,565円となっており、34%の評価益となっている。

日本郵政に関しては、823.9円で100株購入。2021年4月20日時点の株価は927.2円となっており、12%の評価益となっている。

ゆうちょ銀行に関しては、899円で100株購入。2021年4月20日時点の株価は984円となっており、9%の評価益となっている。

どの銘柄も、今のところプラスのリターンを生み出している。僕が感じる安心感と、株のリターンは一致している。

だが、2020年11月20日付近の日経平均は25,900円。2021年4月20日の日経平均は29,355円である。日経平均のリターンには、遠く及ばない安心感であった。

今回、購入した銘柄

2020/11/20に以下の株を購入。

  • 長谷工(1808)
  • 日本郵政(6178)
  • ゆうちょ銀行(7182)

長谷工(1808)

1,165円で100株購入。
購入時の予想PER:7.0倍、実績PBR:0.88倍、ROE(実):15.86%

マンション建設トップの準大手ゼネコン。

購入時のコメント

PER:7.0倍、実績PBR:0.88倍と割安な指標を示していること。また、配当も5.8%越えと高い。
なにより分譲マンション施工に関して、国内マンションの約1割を建設、首都圏では35%強・近畿圏では20%強のシェアという企業の強さに惹かれて購入。

日本郵政(6178)

823.9円で100株購入。
購入時の予想PER:9.8倍、実績PBR:0.25倍、ROE(実):3.99%

日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下とする日本郵政グループの持株会社。

購入時のコメント

世界最大規模の金融グループであり、配当も6%越えと高いため購入。

ゆうちょ銀行(7182)

899円で100株購入。
購入時の予想PER:12.5倍、実績PBR:0.31倍、ROE(実):2.69%

日本郵政グループの銀行子会社であり、総資産世界トップクラスの巨大銀行。預貯金額は国内最大。

購入時のコメント

総資産世界トップクラスの巨大銀行であり、預貯金額は国内最大という企業の強さ。
また、配当も5.5%越えと高い水準ということもあり購入。

最後に

僕は、臆病でひねくれ者である。多分、僕が人間的に弱いことが『臆病でひねくれる』原因なんだろう。だから、一位やトップという分かりやすい強さに憧れがあるのかも知れない。

一位やトップという企業は、優位性が高く強い企業と言える。そのことは、イギリスのフレデリック・ウィリアム・ランチェスターが勝ち方に関するルールを研究し分かりやすくまとめた「ランチェスター戦力」にも示されている。

企業優位性とシェア率の関係性について興味がある方は、以下を参照して欲しい。

強さに憧れ、強い企業に投資して、株式投資で大きなリターンを得る。

そうした成功体験から僕の臆病でひねくれた性格が、少しは真っ直ぐになってくれれば。そう思った、一日である。

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