日経平均が半年ぶりの安値を付けたので高配当の「大和工業」株を購入してみた

株取引

2024/8/2の日経平均株価は大幅に続落し終値は前日比2216円63銭(5.81%)安の3万5909円70銭と、半年ぶりの安値を付けた。ちなみに下落率は下落率は2020年3月13日以来の大きさ、下げ幅はおよそ36年10カ月ぶりの大きさで、史上2番目の下げ幅となった。

記念すべき下げ幅というべきなのだろうか?ということで今日も元気に株を購入しようと思っていたら、良い感じの高配当株「大和工業」を見つけたので購入してみた。

大和工業(5444)

2024/8/2に、7,115円で100株購入。

  • 大和工業(5444)
    電炉の大手メーカー。
  • 購入時の株価指標
    PER(予):8.0倍、PBR(実):0.83倍、ROE(実):14.53%、配当利回り(予):5.62%、自己資本比率:85.9%

業績の状況

売上はここ3年は6.3%(3年平均成長率)と増加傾向だが、10年単位でみると△1.7%(10年平均成長率)とマイナス成長となっている。ただ利益については22.1%(10年平均成長率)の成長率であり、利益率も16.1%(10年平均利益率)と素晴らしい数字となっている。

キャッシュフローについても、ここ5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は一度もない。

配当についてはデコボコ気味だが、ここ3期は連続で増配している。

ここ3年でみるとかなり良い感じの業績であると言える。

損益計算書の確認

「大和工業」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?損益計算書を確認してみた!!

粗利率はここ10年は約10~19%とブレ幅が大きい。でも、この数字は同業種銘柄と比較しても遜色のない数字である。利益率に関しては、ここ3年は約26~42%と抜群でこの数字は同業種銘柄を大きく引き離している。

有利子負債が少ないのも自社の儲けで十分やっていけてる状態を表しており良い感じである。

ここ3年はえげつない利益率を叩き出しているのだが、この理由は少数持分出資と成長した海外事業の貢献が大きく影響しているとのことである。

この高利益がいつまで続くのか分からないが、出来るだけ続いて欲しいと願う。

貸借対照表の確認

「大和工業」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?貸借対照表を確認してみた!!

長期借入金はなく、有利子負債を余裕で返せるほどの現金を保有している。設備投資や研究開発費の額も大きくない(借入に頼る必要がない)こもと好印象である。

貸借対照表上を見る限り、優秀な企業と言える。

キャッシュフロー計算書の確認

「大和工業」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?キャッシュフロー計算書を確認してみた!!

ここ3年の高利益のおかげで圧倒的な資本的支出の低さが伺えるが、その3年を除くとまずまずの資本的支出となっている。

キャッシュフローだけをみると、優秀な企業と言いきることは出来ないと判断している。

まとめ

日経平均が大幅に下落しているなかで高配当の「大和工業」の株を買えたことは嬉しいの一言だ。

このまま良い感じの配当を末永く出してくれることを期待したい。

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