年始の最初の取引となる1月4日、日経平均は3日続落となる175円88銭（0.53%）安の3万3288円29銭で終えることなった。
株価は新年のお祝いムードとはならなかったのだが、新NISAも始まったことなので僕のなかだけでもお祝いの気持ちを込めて株を買うことにしよう！！
ということで、何か良い高配当株はないのかと探してたら「ＭＳ−Ｊａｐａｎ」株を見つけたので購入することにしてみた。
ＭＳ−Ｊａｐａｎ（6539）
2024/1/4に、1,126円で100株購入。
- ＭＳ−Ｊａｐａｎ（6539）
公認会計士・税理士・弁護士等を中心とした人材紹介サービス会社。 - 購入時の株価指標
PER(予)：20.3倍、PBR(実)：2.84倍、ROE(実)：12.19%、配当利回り(予)：4.94%
業績の状況
「ＭＳ−Ｊａｐａｎ」の売上について、ここ5年間は年平均で約6.6%の成長率となっている。また、今期の売上予想は前期比20.9%の増収となる見込みである。
当期利益については、ここ5年間は年平均で約6.1%の成長率となっている。また、今期の当期利益予想は前期比14.3%の増益となる見込みである。
当期利益の利益率について、過去5年の平均利益率は約30.6%である。この数字は、同業種銘柄の会社と比較してかなり良い数字だと感じる。
キャッシュフローについては、過去5年でフリーキャッシュフローがマイナスの年が0回でありキャッシュフロー的には非常に安定している。
また利益の質であるアクルーアル（税引き後利益－営業キャッシュフロー）について、営業キャッシュフローにばらつきがみられるものの比較的質の高い利益を生み出していると言える。
配当については、減配は一度もない。ただ直近の配当性向は100%を超えているのが少し気になるが、自己資本比率が93.0%と非常に高いので配当を大盤振る舞いしている状態だと認識している。
今後の株価予想
「ＭＳ−Ｊａｐａｎ」のEPS成長率から10年後の株価を予想してみた。
- 10年後の株価：2,083円
（過去5年の業績からEPS成長率：6.1%、PER（全期間の平均）：23.60倍の想定で算出）
また、「ＭＳ−Ｊａｐａｎ」のBPS成長率から10年後の株価を予想してみた。
- 10年後の株価：1,250円
（過去5年の業績からBPS成長率：11.5%の想定で算出）
EPSから求めた予想株価によると「ＭＳ−Ｊａｐａｎ」の10年後の評価益は84.97%（年平均：6.34%）となる。が、BPSから求めた予想株価では、ほぼ評価益は見込めない状態となる。
評価は難しいところだが、現時点で株価が高値圏と評価されている可能性は残されていると思う。
まとめ
高配当株として「ＭＳ−Ｊａｐａｎ」を購入した。が、BPSから求めた10年後の株価予想では株価の上昇はあまり見込めない状態であった。
現時点のPBRの数値から見ても株価が高値圏となっている可能性は十分にある。だが最近の市場の好調さをみると、この高値圏の評価は仕方のないことかも知れない。
しばらくは、割り切りながら、高値圏を視野に入れながら、様子を見ながら、チビチビと株式投資をしていきたい！！
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