株式投資で儲けるためには割安株を買うことが、一つのルールであることは間違いないだろう。
そして割安株とは色々な定義があるが、PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄は割安株といって問題ない。
なので、今回はPER・PBRが低い銘柄を買ってみて実際に儲けることが出来るのか試してみたい。
そんなこんなで、色々割安株を探していると「バルカー」という銘柄を見つけた。ので、2020年11月04日に「バルカー」の株を購入した。
ちなみに2020年11月時点の日経平均のPERは23倍、PBRは1.1倍である。購入時のバルカーの予想PERは11.9倍、実績PBRは0.93倍なので、市場平均と比べると割安と言えるだろう。
そして、バルカー株の取引結果は以下の通りである。
バルカーに関しては、1,755円で100株購入。2021年4月15日時点の株価は2,182円となっており、24%の評価益となっている。
今のところ、割安株として購入したバルカー株はそれなりに成功していると言える。
今回、購入した銘柄
2020/11/04に以下の株を購入。
- バルカー(7995)
バルカー(7995)
1,755円で100株購入。
購入時の予想PER:11.9倍、実績PBR:0.93倍、ROE(実):8.82%
素材製品メーカー。
発電プラント向けの管フランジ・接合用ガスケット、プラント・建機向け工業用シールは国内トップ。
購入時のコメント
発電プラント向けの管フランジ・接合用ガスケット、プラント・建機向け工業用シールは国内トップという強さ。
配当が5%超え、キャッシュフローが抜群に良い事、利益率もまずまずということで購入。
最後に
史上最大のミューチュアル・ファンドであるマゼラン・ファンドを運用した伝説の投資家「ピーター・リンチ」は、それぞれの会社の特性とPERを例にして、現実的な株価とはどのようなものなのか教えてくれている。
- 今後それほど大きな成長が望めない電力株のPER…7~9倍
- 失敗する可能性はあるものの今後収益が10倍以上に伸びそうな勢いのある状態の優良株のPER…10~14倍
- 現時点で収益がない、または極小の状態だが今後の成功にかけている状態の急成長株のPER…14~20倍
会社の特性とPERに関して、興味がある方は以下を参照して欲しい。「電力株」「優良株」「急成長株」に分けてPERの数値を確認することで現実的な株価が判断することが出来るだろう。
バルカーは過去の業績を見ていると、ピーター・リンチの言う「今後それほど大きな成長が望めない電力株」にあたるだろう。
それならば、バルカーをPER:11.9倍で購入した僕は少し高い買い物をしてしまったのかも知れない。
でも、今は評価益が出ているので何とも言えない。株価が上がっている時は、まあいいかという気分にさせてくれるものなのだから。
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